10数年前、親族の一人が亡くなりました。我が家は特に信心深いわけでもなく、当時仏壇や神棚のようなものはありませんでした。しかし、記念品などを近くで祀りたいということで仏壇の様なものがあったらいいねということになりました。ただ市販のそういったものはサイズが大きい、高価ということで、父が自作の仏壇を作っていたことを思い出し、ぼくも自分で作ることにしました。父が作成したものは直方体の木のブロックを積み重ねている点を除けば、30ｘ30ｘ50cmぐらいのサイズでパルテノン神殿をイメージしているのかなと思わせるもので、一面の壁にガラスをはめたというシンプルなものでした。基本は「箱」であるため、父の制作した仏壇も内容物を見て仏壇だと判断できるようなものだったこともあり、ぼくも基本は「箱」でちょっとしたところや内容物で仏壇であるとわかってもらえればいいということでできたのが下のようなものでした。
30ｘ30cmの板を使って、できるだけ切る作業を抑えるために立方体にしました。木材や金具はいつものコーナンです。一応床の下にもう一枚板を入れて引き出せばそこにお供え物が置けるようになります。
