雑食思想の溜め池

生活していれば自然と湧き出て来る思いの数々。ここは、ぼくの中でゲシュタルト形成や拡張へ向けて流れ着いた、様々な興味の源泉からの思想が集う場所である。

宅内検疫所ーといっても要は単なる箱

さて前回の投稿の経緯で我が家の「厚生労働省」から検疫箱の製作依頼が入り、案を練り始めました。ぼくの工作はだいたいが「自由に作りましょう」ではなく、いろいろと制限があります。といっても自分で勝手につけている制限ですが。まずは廃材を利用すること。そしてできるだけ安く仕上げることです。これはお金をかけて作るんだったら市販のものでもいい場合があるというのが大きな理由です。廃材に関しては、できるだけ安く仕上げることにつながるもので、材料費をできるだけかけないのは当然のことだけれども、根底にはもったいない精神があります。特に今回は、先日ダイニングテーブルを椅子からリメークした際に分解したある程度まとまったサイズの木材がかなり保管スペースを占めて余っているということが大きいです。

そこで主要部材をもともとテーブルに使っていた家具の廃材を部材にしてできないか?大まかな寸法が既に揃っているわけです。とりあえず大まかな寸法として、それを玄関の寸法に照らし合わせたらちょうどいいということになり、その方向で組み合わせるように考えを進めました。

そんな制限の中で検疫箱が玄関で占有するスペースをどのくらいにするか、そして廃材のサイズを鑑みてデザインを決めます。はっきり言ってそこには外見のクリエイティブさはほとんどありません。実用性重視。ただし今回は玄関に置くということで、ある程度人の目に触れることが想定されるため、あまりにも汚らしい部材や穴だらけの木材とかは使いたくない。厚労省はぼくよりも外見については気にするはずなので、構想ができたら厚労省に「プレゼン」します。それはいいとして、デザイン製作時に考えていることは主に、

  • 如何に追加で購入する部材を少なくし
  • 切断の長さをできるだけ短くする

ということです。

切断の長さを短くするということは、長いと単に疲れるからです。過去に小型電動ジグソーを持っていた時期もありましたが、いつしか使わなくなってしまいました。理由は

  • 音がうるさい(切断しているときに限らずモーター音が凄い)
  • 思ったほど断面がきれいでなく
  • まっすぐに切りにくい

からです。手動でのこぎりで切る方がよっぽどきれいに切れるのです。円盤の電動ノコギリならいいのでしょうが、おが屑がかなり飛び散るため工房のような作業専用スペースが必要だし、そんなに大きなものを切る機会も少ない。そういう意味で今は室内でも作業できるよう普通の手引きのノコギリを使っています。いつしかまっすぐに切ることはかなり上達してきました。しかし、厚みのある部材を垂直に切ることが難しい。切り込みをいれるところから気にしていてもなぜか僅かに傾いてしまう。つまり切断面の表面と裏面で寸法が微妙に変わってしまう。そこに気を付けながら切断するのにあまり長い寸法を切りたくないという潜在的な思いがあります。といってる時点で苦手意識が働いてますね。

そんなことを考えつくして滅多に描かない設計図を書いてみました。それがこれです。

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書かれている紙を見てください。ここにも貧乏性が表れてますね。裏紙ですよ。さらに部分的に切り取られています。どんだけ貧乏なんでしょう。いやエコだと言ってほしいですね。やはり図面を描くのは正解でしたね。最初は単なるスケッチのつもりだったのでこういう紙でだいたいのイメージだけでいいかと思っていたら、頭の中では行けると思っていたことが、紙に書いて具現化されようとした瞬間次々と頓挫していきました。そんなわけで徐々に詳しい図面になって、ついにはこれが設計図みたいになってしまったというわけです。

一番困ったのが蓋です。底面と同じサイズの部材はたくさんあるのですが、蓋にはそれよりもほんの少しだけ大きなものが必要となります。

そこで思いついたのが、細い木材を並べて板状にするという案。IKEAのアウトレットセクションで100円で買ったもので用途は決まってない部材があるのです。それがこれ。

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ベッドの部材で均一にわずかに反った短冊形の板が強力なリボンでつながったもので、アウトレットでしたがきれいだったし、何かに使えると思って買っておいのです。それを使うことにしました。たくさん切ることになりますが仕方がない。まだ一本の長い切断ではないので、気持ち的には楽でしたね。ぼくの頭ではこれ以上のアイデアは出ないし。

ということで揃えた部材はこんな感じ。

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廃材と言っても今回のは分解したものが主なものなので比較的きれいですね。写真左の白い長細い木材は、以前もともとこの長さが長辺のテーブルをこの部分だけ切り落とした端材です。こういう長い木材を切り出すのは本当に骨が折れます。やはり断面が若干傾いていますが、今回はその断面を使わないので大丈夫ということで使用することにしました。そして右上端にあるのが、前の写真の木材を切って準備した蓋になる木材です。蓋に関する詳細な設計図はついに描けませんでした。出たとこ勝負の製作ですが、基本的にはいつもそんな感じです。

そして蓋のヒンジ(上の写真右下)はこれも同じくIKEAで買った靴入れだったかな?チェストのようなものの扉に使われていたスライドヒンジを使うことにしました。これですね。

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このチェストは2つで1セットだったように思いますが、奥行きが30センチぐらいのもので、本来横に並べたり上下に重ねたりして使うことを想定されたものです。それをうちでは押し入れにはめ込むために買ったので、奥行きを出すために前後に並べて使っています。つまり扉や背板はそれぞれ一つしか必要ないので、それらが1セット余ったわけです。そのヒンジを使うことにしました。扉の部材はうちの中の何かにすでに変身しているはずです。

さて、これで厚生労働省にデザインを申請、納期もだいたいのところ伝え承認が下りたので製作開始です。

だいたいこんなところですが、実際のところ蓋と本体の接合部分やかみ合わせがどうなるか具体的には決めかねていました。というのも、蓋の短冊木材を15枚使うのですがその長さが数ミリ箱の開口部と合わないからです。箱は大と小の口に分かれています。それは木材の寸法上譲れません。しかし納期も迫ってきているのでそこで作りながら考えようと思いました。

まずは本体です。この作品の体積のほとんどを占める部分ですが、それほど時間はかかりません。下の写真は本体を後ろから見たところです。

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 あれ、背板の丈が短くない?そうです。ここは仕方がない。ちょうどよい材料がなかったのです。でも後ろなので見えない。そしてこのように開いている方が熱がこもらなくていいんじゃないかということで無理に材料を継ぎ足すほどでもないという話は厚労省へのプレゼン時に説明してありましたので、問題ありません。

そして問題の蓋ですよ。蓋の設計図が書けなかった理由はヒンジにあります。スライドヒンジは普通にパタパタと折れ曲がるヒンジと違って立体的な動きをするものなので、その動きを計算に入れることがぼくにはできなかったのです。実物大の部分模型を作って可動域などを確認しながら固定する位置などを決めていきました。一つ一つ寸法を確認しながらまずは大口の方だけ、こんな具合になりました。

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そこに背板側の連結板と合わせ、さらに小口の蓋を足します。小口の方のヒンジに関しては、蓋が小さいので不釣り合いかと思い普通のヒンジを使いましたが、同じのでもよかったかもですね。今後使いにくいようであれば付け替えます。アフターケアも無条件で付帯しています。

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よく見ていただくとわかりますが、蓋の数ミリ足りないところは横に縁を付けたような形に木材を追加しています。小口の方はないところがちょっとした妥協点です。

本体に蓋を取り付けた成果物はこのとおり。スケッチの角度からみた写真がこれですね。

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そして、中を覗くとこれ。

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以上、今回の製作にかかった金額はいくらでしょうか?

なんと!

0円!

やりましたよ。かかったとしたらデザイン料と工賃ですね。

新しいものを何か作るといくら小さくても何かしら買い足す必要がありますが、今回は基本的には直方体の箱で、とにかくうちにあるもので何とかなるんならそれでよいという方針だったので材料費0円製作となりました。新しい道具も買う必要ありませんでした。

無事、我が家の厚生労働省への納品を済ませました。

出来上がったものを見て、大臣は前面の板に少し不満があったようです。そりゃぼくもそう思いますよ。前面の板をどうしようか、相当悩みました。何枚かを繋げようか。でもそうするとやはり継ぎはぎ感が出て外観が相当損なわれるうえ、一枚モノでないと強度的にも好ましくないものになると思います。大臣は背板に使っている板を使うと思っていたらしく、そこがに唯一不満があるようでした。それなら得意の壁紙を貼ったら?と提案しました。今現在持ち合わせがないようなのでこれを完成形としますが、おそらくそのうち100均あたりで買ってくるんじゃないでしょうか。そこから先は大臣のセンスに任せます。

検疫箱が設置されれば帰宅時のストレスもだいぶ軽減されるはずなのでその効果を実感するのが楽しみですね。

我が家の大蔵省ならぬ厚生労働省

うちには「大蔵省」はいない。

今では財務省金融庁が後継官庁だという話ではない。言うまでもなく多くの一般家庭で家計を担う家族のことを例えて使われる表現(今でも使われているのだろうか?)で、多くの家庭では奥さんがそこに当てはまるだろう。そういう意味で我が家には大蔵省はおらず、奥方は「厚生労働省」の役を担っている。意味するところは言わずもがなであろう。そしてその権力は大蔵省に匹敵するぐらい強い。

現在世間で迷惑をかけている新型コロナウイルスに対して、我が細君は非常に敏感になっている。実際に猛威を振るいだした3月以前から出川哲郎ばりに絶対「やばいよ、やばいよ」と注意を払っていた。その意識の持ち方というのが、普段から家の外と中の区別に関して厳しく、外出から戻ったときの一連の動作はまるで「風の谷のナウシカ」に出てくる腐海から戻って来たかのようで、汚染された空気で家の中が汚されぬように、コロナ以前から徹底してきていた。雨に降られようならカバンまで即洗濯籠へ直行だ。腐海の空気の中を通過してきた雨水をそんなに汚いと感じる感覚。でも思い返せば子供のころ自然が豊かとはいえない地域の地面に積もった雪を食べようとして親に汚いからやめなさいと言われたことがあった。まあ口に入れようとするものならわからなくもない。だからと言って何をそんなに恐れているんだ、そんなに外の空気は汚いのかと言いたくなるほどの徹底ぶりだった。いや実際に訊いてみてもデータを持っているわけでもないので納得のいく答えは返ってこない。生理的なものなんだろう。そんな厚労大臣直伝の帰宅後の対策に対して、ぼくにも長年鍛え上げられてきた甲斐あり、かなり彼女の目線に合わせられるようになってきている。そして除菌対策に関してもある程度のベースができているため、ウイルス予防が叫ばれるようになってもほんの少しのアップデートで済むと思っていたが、コロナ発生からはそのルーティーンはかなり進化しているため、ぼくの中の抗体生成は追いついていない。

そう聞くと、なあんだ潔癖症かと思われるかもしれないが、それとはわけが違う。汚いものも触れるし、外では普通にふるまえるのだ。ただ、我が家の中に入ると、モノを清潔と汚れのカテゴリーに執拗に分けたがっているようで、その区域は細かく言えば玄関から寝室にかけて清潔度が増していく。

その感覚は「これらは汚いもの」と自分が定義したものだけに触れ続けているなら何の問題もない。しかしそこへ「これは清潔なもの」と定義したものが入ってくるとそれを汚いものを触っていた手で触ることができない。いや、触りたくない。触ると決断したのなら、もしくは不本意にも触ってしまったら、それはその時点から「汚いもの」だと認識を変える。

出戻り時のルーティン

外出から戻った時のルーティンを説明しよう。

外出から帰り家に入るには靴を脱ぐ。当たり前だ。しかし同時に靴下も脱ぐ。その際、片足立ちができないからと言って壁に手を当てて体を支えようものならイエローカードが出る。だからまずは手を消毒、ズボンのすそを折り曲げる。そして必要とあれば壁に手をつき靴を脱ぎ、その足を家の中に踏み入れる前に空いている方の手で靴下を脱ぎ、家の中への第一歩が始まる。

それなら玄関に座って脱げば?と思うかもしれない。甘い。あなたは外出中どこかに座りませんでしたか?Yesならばもうそのズボンは汚いのです。電車のシートだけだよと言うかもしれない。しかしそのシートには誰が座っていたかわからないでしょ?となる。もしかしたら行儀の悪い子供が靴のままシートに上がっていたかもしれない。レストランの椅子に座っただけだよと言うかもしれない。それでもNo-Noだ。その椅子に座った誰かがその椅子に座る前にどこに座ったかわからないでしょ?という理論だ。だからといって本当にどこにも座っていなくても、腐海にいたということで、もう汚いのだ。これは諦めるしかない。

そして靴はコロナウイルスどうこう関係なく、ずっと前から汚いものとして認定されており、ゆえに靴に触れていた靴下はもちろんのこと、ズボンのすそも汚いのだ。そのために床やどこかに触れないように捲るのである。でもズボンの裏側はきれいなのでそこを触る前に手を消毒する。靴下を脱ぐときは裏返しになるように脱ぐ。そうすることで靴に触れていた部分を「封じ込める」のだ。大臣にしてみたら汗はきれいな方へ分類される。

だから来客があると、まさか靴下を脱がすわけにも服を着替えさせるわけにもいかないし、ホスピタリティというものがあるので、無理はさせられない。そのために来客用のスリッパを出す。たまに冷たい床を心配してスリッパを出されていると勘違いするお客さんが「大丈夫です」とか遠慮するものなら、そこからはその人が歩いた後を踏まぬようにし、その上その道筋を全て記憶していくことになる。何のため?もうお分かりだろう。そしてそういうときは限定的に家の中に汚い(外)レベルのエリアを想定し、できるだけその中で過ごしてもらうよう誘導する。

4万5千ポイントに代えてでも・・・断る!

ここで家の外と中の認識の強さがどれ程のものかというエピソードを紹介しよう。我が家では楽天市場をよく使う。そのために楽天のポイント獲得はとても大切でそのためにSPUという条件をクリアしていくことがカギとなる。そのSPUの一つに、インターネット回線に楽天のひかりを導入すればSPUが一つ増えるのだが、ある月がそのキャンペーンの対象にもなり乗りかえるにもちょうどよい時期で、さらに45,000ポイント程獲得できるチャンスだったのだ。しかし、設置のための宅内工事場所が寝室近くということに引っかかった。宅内工事がどのようなものであるか経験上知っているにもかかわらず、作業着を着たような人を入れたくないという強い要望があり、45,000ポイントを棒に振ったのだ。今のインターネットはSoftbank Airであるため、工事が不要だった。大臣はその点が気に入っている。そこまで嫌なのであれば、運命共同体である限り無理強いはできぬと諦めたが、広告を見かけるなど、事あるごとにもったいないなという気持ちが沸き上がるのは隠せぬ事実だ。

死守したいウイルスの侵入

そこまでコロナウイルスに対して慎重である大臣は事実責任感が強い。特に子供と密に接する仕事上、密な接し方を避けられない代わりに絶対にコロナを移すまい移されまいという意識が強いため、しばしば報道番組や特番で報じられている対策を何重にも自分に課し実行している。もちろん同居人であるぼくもそんな大臣にウイルスを移してはならないので、ぼく自身も移されないように予防しなければならない。そんなわけで、毎日怒られながらルーティン漏れを訂正されている。

話がだいぶ逸れしてまった。ルーティンの話はどこまで進んだであろう。そうそう、やっと家に上がるところだ。靴を脱いで家に入ったら部屋に行く?ブー。スマホを置く。特設スマホ置き場に置く。まあこれはわかる。スマホは外にいるときに外にいる状態の手で触っているからだ。このスマホの消毒に関してはコロナウイルス以前はぼくのスマホに関しては大目に見ていたようであったが、気にはなっていたようでぼくのスマホを触りたがらない。ぼくらのスマホはお互い自由に見ても構わないものだが、ぼくのスマホは「汚」によって覗き見から守られていた。しかし今やこの感染ルートは見過ごすわけにはいかず、ぼくのスマホに対しても適用されぼくもそれを受け入れている。

そして手を洗いに行く。カバンや上着など周りに触らないように慎重に。その時洗面台のドアノブを触らないでいいようにドアは常に開いている。そして部屋に行きカバンはカバン置き場に置く。服も再び着るのであれば、「汚い服」セクションのハンガーにかける。この汚い服と言っても泥が付いているとか、砂が付いているとかではない。「腐海」に一度着ていったものは無条件で汚くなるのだ。そしてできればここで一度手を洗いたい。さっき洗ったばかりなのになぜ?なぜならその時点で「汚い服」を触って脱いでいたから手は再び汚いと認識されているのだ。そこで室内の服に着替えたら室内着が汚れてしまう。しかしそのために一階に下りて行って手を洗っていたら面倒極まりないし、冬場は寒すぎる。交渉の末、冬季に限りあまりガッツリ触らずに着替えるという条件でこの時点では手を洗わなくてよいとなった。しかし、着替え終わったら手を洗う。

そして必要であれば、というかまず必要となるのだが「汚い」スマホをアルコール消毒し屋内使用が可能となる。

とりあえず、ここまでが帰宅時の基本的なルーティンだ。

モノを持ち帰ったときのルーティン

さて、身一つで帰宅したときはまだ「これだけ」で済むが、モノを持って帰ってきたら大変だ。幸いぼくは比較的というか、ほとんど家にいるのでそれほど問題なく過ごせているが、大臣が、特に買い物から帰ってくるとその後の工程が非常に大変だ。外と中の清潔度の認識の差が激しいので、買った商品は家に入る前にすべて消毒される必要がある。つまりイエローゾーンなるものが必要なのだ。しかし無い。だから頭の中で常にきれいなものと汚いものを認識しながら作業をする必要がある。前述したように、それなりの「清」と「汚」の区別は、ウイルス騒動以前から行われていた。

野菜などのビニール袋に入った買い物は、台所までその袋が家の中の壁を含め何にも触れないように持ち込み、カウンターに置かれ、袋と内容物を交互にさわらないように気を付けながら開封したり、内容物も陳列棚に置かれていたようなものはアルコールで拭かれる。ビニール袋はプラスチックのリサイクル袋に直行する。

あくまでもこれはぼくの認識であるため、どれだけ正確に理解しているかは怪しいものだが、とにかく目に見えない「汚」と「清」を正確に認識し混同しないように触れて操るその動作はそう簡単にマネできるものではない。

そこまでは外出時の服を着たまま行われる。それが終わってようやく家の中の服装に着替えるが、それもまた慎重に行う。うちには猫がいるので、大臣の帰宅時にぼくが家にいるときは、大臣の帰宅後のルーティーンが終わるまで彼らと一緒に一つの部屋に閉じこもっている。その作業が長いときは30分から40分かかる。

そんなこともあり、買い物はできるだけインターネットを使っている。とはいえ、ネットで買って配達されてきたものも所詮「外からの侵入物」。家の中に入れるには消毒される必要があるのだ。そしてその配達物の受け取りはぼくの役割だ。

宅配便受け取りのルーティン

次は宅配便受け取りのルーティンだ。

ピンポンがなると玄関へ出かけ配達物(だいたいは箱)を受け取る。用意してある台の上に配達物を置き、まず手をアルコール消毒する。そして宛名の個人情報を消すスタンプでコロコロする。カッターを手に取り外箱を開ける。内容物に触れる前に再び手を消毒。内容物を奇麗なものと認定されている紙などを敷いて、そこに一品ずつ消毒して置いていく。冷凍ものや冷蔵もの、すぐ使うものは玄関でスタンバっている大臣に直接手渡しでリレーし後で消毒するなど、その辺は臨機応変に対応することになる。

いずれにしても、この作業はコロナ前まではまだましだったが、最近いろいろと新型ウイルスの知識が増えてきたらだんだんと注意力が必要になってきたのだ。はっきり言って無意識ではこれには対応しきれない。

いずれにせよ、これが我が厚生労働大臣からのお達しだ。この新型コロナウイルスの出現によって、これから「うちの厚労省は・・・」という言い回しが誕生する日も近いのではないか。家族内の大蔵省とは異なり厚労省は文字通り命に係わる災いの対策を講じているのだから感謝こそすれど揶揄しては申し訳ないが、正直なところ、やり過ぎではと思えることもある。その徹底度合いに他の家族がどのくらい理解し同意してくれるか難しいところだろう。つまり数粒のコロナウイルスに触ったぐらいでは感染しないと言われているわけで、神経質になり過ぎるがあまり気がおかしくなっては元も子もないからだ。しかし対応不十分で感染拡大に寄与してしまうよりは、過対応の中で怒られながらも健康でいる方がいいことは確かだ。

外からのモノへの対策・・・宅内検疫所の設置

とはいえ、この心理的負担をいくらかは軽減したいものだ。

昨今の報道や自らの調査によって新型コロナウイルスについての知識が以前よりも多くなってきた。そして生存環境についての知識もえらるようになってきた。さまざまな物の表面に付いたウイルスはどのくらい生き延びられるかというものだ。下界のものを家の中に持ち込むことがこれだけ困難になった今、それなら生鮮食料品を除いてはわざわざ消毒しなくても、放っておいて死滅するのを待てばいいのではないか。どのくらいで死滅してくれるのか。そうしてくれたらどれだけ楽かと考えるようになった。ある調べによると通常の室温(22度、湿度約65%)の環境下において以下のようなデータがある。

  • 印刷物(紙類)やティッシュペーパーの場合、感染力を持ったウイルスは3時間後には検出されなくなった。
  • 加工木材と布地では、2日後にはウイルスは検出されなくなった。
  • ガラスや紙幣では、ウイルスが検出されなくなるまで4日かかった。
  • ステンレスとプラスチックの表面の場合、7日後にウイルスが検出されなくなった。

こう見るとかなり長い間生存が可能なことが分かった。

これまで玄関先での対策や買い物後の家の中での消毒作業などを考えると非常に多くの消毒剤を消費することになり、またそのための時間がとても長い。だからといって買い物してきたものをすぐに消費したり使ったりするのかというとそうでもないものが多いわけだ。

それなら、可能な限りしばらく放置して自然に死滅させることにするのはどうか?となったわけである。そして比較的大きな段ボール箱を用意して、しばらく玄関先に置いておくことにした。

実際にウイルスの生存を確認するわけではないが、かなりの消滅を見込めるだけ置いておく「検疫所」のようなものだ。しかし段ボール箱はどちらかというと平たいものが多く、面積を取り過ぎる。加えてどこかの企業のロゴが入っている。そこでうちの玄関に合ったあまり見てくれを損なわない箱が欲しいなということになり、「検疫箱」を作るはめに・・・いや、製作することになったのである。

長い話がようやく終わるが、そういう経緯で検疫箱製作がスタートした。

「家事ヤロウ」を我がレシピに応用~超シンプル玄米粉100%パンケーキ さて結果は?

ここ数日、夜中にやっているテレビ番組の家事ヤロウで自分がやっていることに直結するヒントがあったんで試してみました。

番組ではタコ焼き器を使ってパンケーキを作るというものを紹介していました。そのとき膨張剤として使っていたのが炭酸水でした。まあベーキングソーダもベーキングパウダーも熱や水分と反応させて発生した炭酸ガスを利用して生地を膨らませるという原理を考えたら、これはいきなり生地に炭酸ガスを混ぜ込むということになるので横着な方法に思えましたが、かなりの直球で、だからといってぼくなんかは思いもつかなかったので「なるほど!」と思いました。

でも、料理が好きな人ならば、というか料理の長い歴史の中でもしかしたら誰かがいままで試したことがあるんじゃないか、それでも一般的な方法として認知されていないということは・・・と、若干の猜疑心を持ちながらもやってみました。

ぼくが応用したのは下の記事で書いている「100%玄米粉パンケーキ」です。

omoi-tameike.hatenablog.jp

結果的にはうまく膨らまなかったですね。水と、ベーキングソーダ重曹の代用として炭酸水でやってみたのですが、やはりこねている間に炭酸が抜けきってしまったように思います。

家事ヤロウで紹介されていたのはタコ焼き器で小麦粉のキノコ型パンケーキを作るというものでしたので、あのサイズが良かったのか?

水と炭酸水を混ぜてみたり、粉系材料をすべてを混ぜた後に炭酸水を混ぜてみたり何通りか試してみましたが、結果的にうまく膨らむことはありませんでした。

これが成功したら、原材料が一つ減っていいなと思ったんですが失敗ですね。いや、エジソンの言葉を借りれば、できない方法を1つ確かめた。炭酸水を使ってもうまくいかないことが確認できたということ。

なんでもポジティブに捉えることが大切です。

日本語の文法わかってる人ーー!本当にわかってますか?

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英語が得意な人VS.苦手な人

ごくごくシンプルに考えて、英語が得意な人は英語が苦手な人を見て、どうしてこんな簡単なことがわからないのかと思い、英語が苦手な人は得意な人を見て、なんでわかるんだと思うのではないでしょうか。特に文法に得手不得手がある人の間ではその溝が広がるばかり。そんな人たちの頭の中はもしかしたらこんな風に感じているんじゃないかということに思い当たった本の紹介です。

英語が得意な人ーー!

生まれながらにして、というか育った環境からして完璧なバイリンガルの人ではなく、母国語を日本語として英語を学び、勉強して得意になった人ーー!

この「勉強して」というのがミソです。日本語が母国語で、ある程度大人になってから英語圏の国などへ移り住み、英語を耳から英語を学んだのではなく、机上で文法からコツコツ勉強して、どちらかというと会話よりも読み書きが得意な人ーー!

にお訊きします。

日本語は得意ですか?

言い方を変えると、日本語の文法はわかってますか?

ぼくもできるだけ謙虚に申し上げますが、ここでは英語は得意な方だと言っておきましょう。バリバリ英語圏の国に一時期住んでいたこともありましたし。でも、住み始めのころはホームステイ先の3歳児の子に

"Do you like football?"

と訊かれ聴き取れませんでした。もちろん言葉が文字になっていれば理解できました。つまり当時は読み書きはできたんです。今では会話もできますが、そんなぼくは日本語は得意ですかと訊かれたら、どう答えるでしょう。実際日本語の文法は勉強した記憶ないからなあ。日本語の文法はわかってますかと訊かれてYesと答えられるかな。でも・・・

そこでまず頭に浮かぶのが、主語や動詞、形容詞、副詞、前置詞、助詞・・・。

うん、これらの品詞や用語はちゃんとわかってるな。日本語でもこれがわかってないと英語できないよな。もちろん日本語では述語とか述部って言葉使うけど、つまりは主語以外のところだよな。前置詞は日本語にはないけど、逆に助詞は英語にはないよな。

そういえば、英語の基礎を中学生に教えるとき、もしくは英語が苦手な大人に教えてて

「この日本語文章の主語はどれ?」

「『忙しい』の品詞はなに?」

とか言って、日本語と英語を対比して考えたりするよな。そして

「え?わからない。しょうがないなあ、じゃあ教えてあげよう・・・」

とかなんとか言って、解説を始めるとき、こういうことがわかっている自分は日本語の文法はわかっているといっていいんかな?英語には次に基本的な文法としては不定詞や関係代名詞、時制といったことがありますが、日本語のそういった単元は?連体形、連用形ぐらい?

一応この程度のことを、ここでは日本語の文法がわかっているとしてます

今回、ここで問うてる「日本語の文法はわかってますか」っていうのはこの程度のことでして、実はぼくもこの程度のくせに英語と日本語を結びつけるだけの文法、いわば「基本」はわかっていると思っていました。日本文法の最高峰である敬語は特に英語を学ぶ上であまり必要ないのでここでは省きます。

そんな人がこの記事を書いていると思ってください。

そして、英語が不得意な人の中にはその点がわかっていないのが原因だという人が多いんじゃないかとも思ったりしました。でも、この本を読んでみてちょっと頭がクラクラっとしたんですね。

日本語の文法と英語の文法は違うのはわかっているけど・・・

何でクラクラッとしたかというと、

日本語と英語の文法、そこまで違う?というかそんな風に違うの?

と思ったんです。違うのはSVOとSOVのようは語順絡みのことかと思っていましたが、思わぬ形で違ったんです。

英語における名詞と日本語における名詞。英語における動詞と日本語における動詞。英語における形容詞と日本語における形容詞。

その辺の品詞を対比すると共通な部分が多く、まあ、それほど違いはなさそうです。

しかし、英語における主語と、日本語における「主語」。

英語における主語と動詞の関係を日本語に適用できるかというと、そこができないようなのです。つまりは構造が全く違う。いや、構造が違うってのもわかっていたけど思わぬ形で違う。順番が違うという単純なものではないのです。その説明をするうえで少し例文を使わせてもらいます。

例えば日本語で

  • 母が台所で料理を作る。

という文章の英作文をするとき、

英語が得意な人はすぐに

  • 母が→主語
  • 作る→動詞
  • 料理を→目的語

というように、日本語を分解し瞬時に理解し考えをスタートします。そして

  • 新緑がとても美しい。

という文章は、

  • 新緑が→主語
  • 美しい→形容詞

そして動詞はない→Be動詞

もう一つ

  • あの人が責任者だ。

という文章は

  • あの人が→主語
  • 責任者→名詞

そしてこれにも動詞はない→Be動詞

というふうに即座に解釈しませんか。そしてその解釈はとてもすんなりできませんか。でも中学生のころを思い出してみてください。初めてBe動詞に遭遇した時どう思ったかを。最初の文章と次の2つの文章、これだけでかなりの違いですよね。

英作文のとき何を考えている?センスの問題?

日本語を英語にしたいとき、文法が得意な人は日本語をスキャンして動詞があるかないかを見極めます。そして、動詞がないときはBe動詞(進行形や受動態は除く)を使って第一文型だ!第二文型だ!というふうに判断するじゃないですか。

しかし文法が得意ではない人は日本語に動詞がないってどういうことってなるんじゃないですかね。もしくは動詞の有無すら判別がつかない。(それがこの本を読んで最初に「なるほど・・・」そしてクラっときた点です。)

ここで、おそらく語学センスの問題が問われるんじゃないかと思うんですね。センスというのは日本語と英語の違いを無意識に補正する能力で、それが備わっている人は少し練習すればすぐに身につきます。そして知らないうちに英語と日本語のこの辺の違いは誤差程度にしか感じされなくなり、英語の基本はSVO、日本語の基本はSOVだと考えるようになります。

  • 新緑がとても美しい。

の例でみてみると英語ではSVC、じゃあ動詞が無い日本語では???

その辺は細かく問われると例外を作りたくなる気持ちが発生して、「勉強していくうちにわかるようになるよ。時間があったら日本語の文法も少し勉強したらいいよ」のように言っちゃったりするんですよ。センスがあるもんだから。それでも大まかにいえば、SVOの語順が違うぐらいのことだと思っている節があると思うのです。

日本語の中心は述語である。

そこでぼくは、そんなこと言いつつも、少し日本語の文法に関して、そういえばちゃんと勉強したことないなと思い始め、一冊ぐらい本を読んでおこう、と思ってこの本を手に取ってみたんですね。

その本が言うには、日本語は述語が中心となっているというのです。のっけから少しクラっと来ませんか。

はい、英語の時まず何が大切かと訊かれたら、「主語」じゃないですか?この文章の主役は誰だ?が最も大切で、主語なしでは話が始まりません。でも日本語は述語というのです。日本語の主語は明確であれば省略できるぐらいのことはわかっていますが、言わないというだけでその文章の主役として重要だと思っていました。しかし重要なのは述語だというんです。述語と訊いて何を思いますか?

まあ、日本語の構造として動詞(述語)を中心とした塊という感じで思っていませんか?ところが違うんです。これがまた衝撃的で、述語の中心になるのは「動詞」「形容詞」「名詞」の3種類があるというのです。どうですかクラクラしませんか?述語って動詞、せめて動詞プラスアルファ(動詞句)であってその一部に形容詞だったり名詞が含まれる場合もあるもんだと思っていました。しかし形容詞とか名詞が述語の中心であるって考えたことありますか?

文章がどの品詞で終わるかで「動詞文」「形容詞文」「名詞文」と区別され、すべての文章がこの3種類に収まるというのです。だからこそ、日本語では「主語+目的語+動詞」のように動詞という言葉を使わず、述語という言葉を使うんですね。それが日本語なんだそうです。もう日本語と英語に共通事項はあるのか?とすら思ってしまいます。

それを読んで思ったんです。英語が苦手な人が「この日本語の文章には動詞が無い」といわれて密かに「(述語が)あるじゃん」って思っているとしたらこういうことなんじゃないか?

主語は重要じゃない!

さらに、驚きなのが日本語の主語は重要ではないというのです。つまり「誰が動作した」は日本語で表現する上で重要ではなく、「何が起きた」という感じのことが大切であるというのです。大切というのは、つまり日本語はそういう表現をする言語だというのです。

次に、ある文章を見て、「この文章の中の主語はどれ?」というとき、「主語は『は』とか『が』が主格を表す助詞なので・・・』とか考えますよね。でも例えば次の文章

  • そのお菓子は弟が食べた。

げ!「は」と「が」が同居してるじゃないですか。でも「英語ができる」人は「そのお菓子」は目的語ってことが瞬時にわかりますよね。というか、そう考えますよね。そのとき頭の中では「弟がそのお菓子を食べた」と変換しているからです。でもそれは英語の構造を前提にした捉え方なんです。だからそれを英語が不得意な人に説明するとしたらどうですか。得意の・・・

例外!

とする人も多いんじゃないでしょうか。どういうふうに例外?深いことは考えない。

もはやSOVでもなく、英語的に無理やり言えばOSVですよね。

ここまでくるとかなりフラフラしてきます。もう相当叩きのめされているかと思います。この本を二宮金次郎をマネして歩きながら読んでいたら、ぜったいまっすぐに歩けません。ドブにはまります。立ってさえいられそうにないです。

じゃあ、今まで英語が得意なぼくらが思っていた日本語の文法は何なんだと思いませんか。

実は、例えば先程の文章

  • 母が台所で料理を作る。

で「母が」が主語で、「作る」が述語(動詞)でという英語っぽい捉え方は「学校文法」と呼ばれるもので、古文の文法を引き継いでおり、日本語を母国語とした人を対象に教えられるものだそうです。一方、今説明したこの本で解説されている文法は「日本語文法」と呼ばれるもので主に外国人が日本語を勉強するためのもので、より実用性の高い、つまりより自然な現代の日本語を自然な仕組みとして組み立てているものなのだそうです。

英語が得意な人は「学校文法」を都合よく理解している?

何が言いたいかというと、英語が得意でそれゆえ日本語を品詞分解したり、日本語を英語にするときに文法を使って考えるのが得意な人は、自分のセンスを土台として、学校文法と英語の文法が対応するところだけに対応させて都合よく理解してきたということなんじゃないかと思うのです。

英語が苦手な人は「日本語文法」が染みついているのかも?

そして英語が苦手な人はそれができない。到底違うと感じる。おそらくですが、この本に書かれているような捉え方をどこかで学んだか、自然と学習しながら成長してきているため日本語を品詞ごとにバラバラにして並べ替えても構造が全く違って見えるんじゃないかと思ったんです。

だから例えばまた先程の文章で

  • あの人が責任者だ。(名詞文)

の動詞はどれ?と訊かれたとき、動詞=述語だから「責任者」?と思うけど悩んでしまう。なぜか?それは動詞は「動作を表す言葉だ」と習うから。そして、絶句してしまう。何度教えられても、もう体の一部となってしまっているのかもしれません。そしてこの文章には「動詞」はないよねと答えを聞かされる。その答えは「この文章には述語はないよね」と言われているように聞こえる。「え?あるのに(責任者でしょ)・・・。ないの?」と感じる。

そして次の文章も

  • 新緑がとても美しい。(形容詞文)

どれが動詞?と訊かれたとき頭の中では、(動詞はつまり述語のことだから「美しい」だよな?これ動作を表してないけどいいのかなあ)と考える、というかもしかしたら感じるだけで説明ができないのかもしれません。

「どこがわからないの?」と訊かれても言葉にできない。何か気持ち悪さだけを感じるのではないかと思うのです。それも中学生などまだ自己表現も難しい年ごろの子にはもう黙るしかないということが現状なのではないかと思ったんです。

・・・

と、まあ英語の文法と日本語の文法の得手不得手を中心に考えてみましたが、ぼくはこれを読んで自分の中で組みあがっていたはずの「日本語の文法」がグラグラしてきました。 わかっていたようでわかっていなかった日本語の文法。もしかしたら学校文法はわかるのかなとか思いはじめたのでそっちの本も読んでみたいと思います。というか、はじめはこの本はそういう本だと思って手に取ったんですけどね。

ここで言及した内容はもちろんほんの入り口程度のことで、もっともっと読めば読むほどに今まで日本語の文法として思っていたことと違うことが説明されています。母国語をこのように解剖したことがなかったのでとても考えさせられました。

いずれにしてもぼくが、もしも人に英語の基礎を教えるとしたら、下手な教え方はできないなと思ったり、教える対象の人が日本語をどのように捉えているかを見極めるのが大切なんだろうなと思いました。新しいアプローチが必要となるでしょう。

 


 

日本人のための日本語文法入門【電子書籍】[ 原沢伊都夫 ]

お花咲く抹茶ケーキ~ロースイーツ~説明書はちゃんと読みましょう

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どうやって作ったんだ?
まず頭に浮かんだ感想です。料理人でもパティシエでもないぼくが知ったかぶったように言ってますが、このケーキには普通のケーキに使うような原材料が使われていないんです。

素人が見ても、「どうやって?」と思います。いや、もしかしたら素人だからそう思うのかもしれません。スウィーツに小麦使ってないなんてこと考えられますか。さらには乳、卵までも。将棋でいえば飛車角金銀桂馬抜きで戦うようなもんじゃないかと、これまた大して将棋に強くない人の例え方ですが言いたいことは伝わるかと信じてます。

あ!米粉か?まだまだ素人ですね。そのくらいは考えが及びます。それにしてもこんな主要メンバーなくして何を使ってんだ?どれだけ強力な補欠選手がいるんだってなりますよね。

このケーキはローフードというものの一つでその主原料にナッツを使うらしいです。なるほど、原材料の一番目にカシューナッツが来ています。それが占める割合はわかりませんが、かなりの量をつかうんでしょう。カシューナッツって高いんじゃないの?原価はいくらぐらいになるんだ?とかいやらしい方向へ思考が流れていってしまいます。

ナッツは違うにしてもその他のほとんどが有機栽培の材料を使っています。それだから安心ですよね。それゆえ罪悪感を抱く心配なく食べれるのです。

この写真の女性が何に後悔せずにすんで喜んでいるのかはわかりませんが、ぼくらはいつものようにダイエット的に食品を選んでいるわけではありません。ですので、ここで不使用とされている材料の中で小麦、乳、上白糖、保存料、着色料を使っていないというところに注目しています。加えて上述したように、有機栽培の材料を使っています。

さらに低温製法です。低温の何がいいのかというと、高温になると生成されるトランス脂肪酸やアクリルアミド*1の心配がいらないということです。これらは油や炭水化物などが高温で調理されると発生するものなのでできれば避けたいものなのです。さらに栄養素も温存できます。

今回はある記念日に合わせて、いつものように楽天の買い回りにそんなロースイーツを購入したんですが、これらのどれかが欠けていたら買わずにすませたか、他を探したかもしれません。

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そんなロースイーツは日中に冷凍で配達され、それをその晩に食べたわけです。

ただ、ここで失敗してしまいました。解凍してからお召し上がりくださいという指示があるにもかかわらず、まだ半溶け状態で冷蔵庫から出して、まあアイスみたいな感覚で食べればいいっしょ、と軽い気持ちで6等分にしました。まだ硬さが残っており、濃厚なチーズケーキのように包丁が入っていきます。うわっおいしそう~。切りやすいし、ちょうどいいんちゃう?

さて実食・・・

「ちょっと味が薄いな~、でもロースイーツだからこんなもんなのかな?」

切ったときに濃厚なチーズケーキを連想させられたせいか、そんな風に思ってしまいました。

ー 翌日 -

夕食の後に切り分けた残りのスライスの一つをデザートとして冷蔵庫から出して、フォークを刺します。昨日よりも柔らかい。ちゃんと解凍されると生クリームまではいかないムースのような柔らかさ。

で、お味は?

「ん?おいしい!あれ、ちゃんと味がある!」

これがナッツなの?テクスチャーにしても味にしても言われてもわかりませんよ。よく考えると失礼な感想なのかもしれません。しかし甘さ控えめではありますが、それゆえスイーツを食べるときに頭の片隅で繰り広げられる葛藤やカロリー暗算と戦うエネルギーをすべておいしさだけに集中させて食べることができる絶妙なラインで甘さを維持してくれています。そうだったのかー。もったいないことしたなー。昨日食べた6分の1!
いやあ、温度というのは大切なんですね。解凍するかしないかというのは食感の問題ではなく、おそらく味覚の問題として大切なんです。今回はパティシエさんの指示にはちゃんと従って食べましょうという教訓を得ました。
さて、そうはいってもまだもうひとスライス残っています。最後にもう一回しっかりと味をかみしめながら溶ろける抹茶の風味を楽しみたいと思います。

 

ロースイーツ専門店 Raw&Raw

 

omoi-tameike.hatenablog.jp

 

 

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*1:トランス脂肪酸やアクリルアミドが気になる方は過去の記事(上記↑)をどうぞ

スリーイーBluetoothキーボード(3E-BKY7-BG)Windows 10でのキー変換

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このキーボードはUS配列(英語)キーボードをベースとしているため、JIS配列(日本語)キーボードに慣れたユーザーは記号をタイプするときちょっと戸惑うようですね。ぼくもその一人です。

特にこのキーボードは狭いスペースに機能をいっぱい詰め込んでいるうえ、使用するシステムによってキーボード上の表示が適用されないこともあるので、自分のシステム向けに記録しておこうと思いました。特にぼくはPCとアンドロイドスマホに使っているので、頭がこんがらがってきそうなので記事にしておきます。参考になる方がいたらしていただけたらと思います。

まずは、ウィンドウズPCです。Windowsであれば、すべてこのキー変換が適用されるのかわかりませんが、ぼくのパソコンと接続して使ってみた結果を記録しておきます。因みに機種はHP ENVYです。

3E-BKY7-BG+HP ENVY(Windows 10)

Microsoft IMEツールボックスツールバーに表示されていることを確認。

言語モードの確認([EN]なら英語モード、[JP]ならMicrosoft IMEの日本語モード)

言語モードの変換([EN]⇔[JP])

  • [start]+[スペース]

[JP](日本語モード)での入力切替(アルファベット入力/ローマ字入力

  • [esc]で切り替える(タスクバー内の表示[A]⇔[あ])

念のため、[A]ではアルファベットキーに従ってそのままタイプされ、[あ]ではローマ字でタイプすることでひらがな入力され、スペースバーで変換する入力です。

 

基本的に記号はキーボード上のにシフトキーやfnキーと青文字や赤文字のキーの組み合わせで打つのですが、統一性がないので書き出してみたいと思います。

タイプしたい記号の打ち方(キーボード上の白文字キーで特定します)

日本語キーボードの機能キー(F6~F9)の変換

  • F6(全角ひらがな変換)   →   JPあモードで [ctrl]+[u]
  • F7(全角カタカナ変換)   →   JPあモードで [ctrl]+[i]
  • F8(半角カタカナ変換)   →   JPあモードで [ctrl]+[o]
  • F9(全角アルファベット変換)→   JPあモードで [ctrl]+[p]

アポストロフィ

  • JPあモードで [shift]+[ [ ]    →   [‘]
  • JPあモードで [shift]+[7]     →   [’]
  • JPAモードで     [shift]+[7]     →   [']
  • ENモードで    [fn]+[L]      →   [']

クエスチョンマーク

  • JPあモードで  [fn]+[.]    →  [?](全角)
  • ENモードで    [fn]+[.]    →  [?](半角)

■コロン

  • JPあモードで  [fn]+[L]      →  [:](全角)
  • ENモードで    [shift]+[;]    →  [:](半角)

■かぎ括弧

  • JPあモードで  [ ] ]      →  [「] や [『](全角)
  • JPあモードで  [fn]+[O]    →  [」] や [』](全角)
  • 奥の手→JPあモードで[かっこ]と入力して現れた選択肢から選択

■中点、三点リーダ

  • JPあモードで  [fn]+[<]    →  [・・・](全角)や […]

ひとまず、このくらいにして、随時追加していきたいと思います。

このキーボードの関連記事がございますので、よかったら・・・。 

omoi-tameike.hatenablog.jp

 

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不要な椅子からテーブルへのリメイク

うちにある机やテーブルは全部手作りです。第一にサイズ的に部屋や用途に合うものがないということが理由です。普通テーブルは正方形かそれに近い長方形ですよね。でもうちらが欲しいなと思うものはPCモニターでいうとワイドのものなんですね。つまり長細いもの。それもかなり長細いもの。今あるのは、さらにカウンターのような高さがいいということで、探しても見つからず結局作ったものです。

作ってしまうといってもテーブルや机は結構難しいんですよね。天板と脚だけで単純に作るとグラグラする。さらに背丈の高いものの脚の部分をしっかりと作るとなるとちゃんと設計しないといけない。でもそれが面倒なんで、大抵は脚の部分は何か他の物で脚の代用として台にしてその上に天板を置くという作り方をしています。

今まで使っていたダイニングテーブルもIKEAで買ってきた棚のようなものを重ね置きして脚代わりにしてその上にコーナンで買ってきた木の板と、透明の切り売りテーブルクロスを置いて使ってました。

今回、そんなテーブルを、今使ってない椅子が邪魔なんでそれを使ったテーブルに作り直してほしいとカミさんに言われ、テーブルのリメイクをしたというわけです。

そんなテーブルの材料が以下の通り。

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写真に写っている椅子。これもIKEAのもので、今行き場を失っていたものですね。一つはすでに座面を取り外していますが、その脚の部分とあとはうちに残っていた端材ですね。だからいろいろな制作で切って余った変な形の端材を使っていこうと思いました。それらに切れ目を入れて組み合わせれて高さを確保すればいいだろうということで加工したパーツがこんな感じ。

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それらを組み合わせてできたテーブルが下の写真。

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見た目はすっきりしていてよかったんですが、これでは結構グラグラするんですね。木と木を組めばある程度強度が出るかと思ったら甘かったです。木の弾力というのは思いのほかあるようで、テーブルを拭く作業をするだけで不便さがわかります。

そこでさらに端材を付け足して補強しました。使い道なんてあるかなと思いながら取っておいた三角形や五角形の切れ端を使ったら結構アーティスティックなテーストになりました。

それがこれ。

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それに天板を乗せてできあがったものがこれです。

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ちゃんと安定してくれてます。

実際のところ天板と脚の部分はつながっていません。ただ乗っけてるだけです。移動させるときや脚の幅を変えることができるので、そのままにしています。固定させたければネジで固定できますし、耐震マットのようなものを置いたりしてもいいと思います。

いずれにせよ、変身完了。

そして、ぼくが作るこういうものはだいたい家の中で使うものなので面取りなど仕上げとかしてないんですね。さらによく見るとわかると思いますが端材なんで大小の穴があちこちに空いてます。これらもパテとかで埋めればいいんですが、めんどくさがり屋なんでそのまま。ついでに言うと、椅子が微妙に後ろに傾いているので、少し気にはなっています。これも椅子の背もたれ側の金属部分と木材の連結部分に薄い木片を噛ませればいいのですが、まあいいかということでそのまま。とにかく実用的になればいい。あとは気になったら修正ということです。はい!