前回、Nespressoのマシン、ヴァーチュオを交換した話をしました。
その時、ヴァーチュオが発売されて3年経つ頃なのに、ヴァーチュオの新製品が出ずに、色展開だけをしていると書いたのですが、それは勘違いと言うことが発覚しました。
その誤解を呼んだ、最初に色展開をしたと思ったのがこのディスプレーでした。
実は、出稿した数日後、店舗にカプセルを買いに行ったときいつものように、展示商品を見たときにこれが色展開ではないことに気が付いたので、「ヤバっ」と思ったのですが、どうせこのブログの影響は大きくないので、訂正しないままここまで来てしまいました。
試飲用マシンとしてテーブルにも置いてあったのを見たら一目で違うことがわかりました。ネクストと形状的に確かに違いはありますが、このディスプレーは比較対象できるネクストと並んでませんし、宙に浮かせるために紙やプラスチックなど軽い素材で中空にして、さらにデフォルメした精巧なモックマシンのようにも思ったことや、普段見慣れない角度で目に入ったので、新商品とは思わなかったんですね。
人通りの多いところで「さっさと写真を撮らないと!」と思いながら撮ったので…というのが言い訳です。
それで、どこが違うのかというと、もちろん色だけではなく凹凸か減り、何よりサイズが小さいんですね。高さが低くなり、水のタンクや使用済みカプセル用のコンテナが小さくなっています。
聞くところによると、一番大きなサイズのカプセルが使えないだけで、その他は大きく変わっていないらしいですね。
一番大きなサイズのカプセルというのは、カラフェというもので、535mlの分量が抽出されるのですが、需要が少ないみたいです。
まあ、確かに500mlのコーヒーというと、アメリカのオフィスワーカーが1日分のコーヒーを巨大な魔法瓶のようなものに入れてオフィスに持ち込み1日かけて飲むとかいうシーンが考えられるかもしれませんが、あまり日本では流行らないかもしれませんね。
後は何人かでシェアするというのも考えられるかもしれませんが、30種類以上のオプションがあるところでみんなが同じものを選ぶということも、経済的理由以外ではめったにない起こらないでしょうからね。
とは言ってもですよ、ヴァーチュオ発売当初はこのサイズはなかったんですよ。
最初はアルトという414mlのサイズがあったんです。
まあ、上の表には入っていませんが、今は無きアルトがうちではピッタリのサイズで、それがカラフェに置き換えられてしまったんです。
だいたい、ヴァーチュオではなくオリジナルのマシンも小型のものや、操作がシンプルなものが後で発売されているのですが、それがヴァーチュオにも展開されたということですね。
おそらく、まず汎用性の高いマシンを発売して、そのうち消費者の中でだんだん自分に合った使い方が固定されてくるのだと思うのですが、それが概して小さい抽出が人気なんでしょうね。
もしもカラフェが人気なくなってきたなら、アルトを復活させてくれないかなあ~。