雑食思想の溜め池

生活していれば自然と湧き出て来る思いの数々。ここは、ぼくの中でゲシュタルト形成や拡張へ向けて流れ着いた、様々な興味の源泉からの思想が集う場所である・・・。と意気込んで始めたものの、だんだんとその色が薄くなってきました。

「水郷のとりやさん」朝引き朝どりセット

先月に引き続き、鶏肉の紹介をしたいと思います。

今回の鶏肉は、「水郷のとりやさん」の水郷どりというもので、これも今まで何度か購入していたものです。前回のBOSTOK BROTHERSと同じくオープンレンジでの平飼いで飼育している鶏ですが、BOSTOK BROTHERSはオーストラリア産であることに対して、これは「水郷どり」と呼ばれる千葉県産です。

正直、今までぼくはあまり違いを感じませんでした。理念を理由に選択していたということが大きいのですが、カミさんは買い始めた当初から胸肉でもふんわりしているということで、BOSTOK BROTHERSよりもこちらの水郷さん推しでした。

前回、BOSTOK BROTHERSの鶏肉は皮がコリコリしていておいしいということを書きましたが、ぼくにとってそこが一番感じられる点だったためか、食べるときは皮ばっかり意識してしまっていたので、食事に鶏肉が使われているときは肉自体に少し意識を向けようと思うようになりました。

そして、先日、夕食に鶏肉料理が出ました。ぼくとしてはどの鶏肉が使われているかは知りません。そこで「鶏肉ソムリエ」にでもなったつもりで味わって食べてみました。皮はコリコリがBOSTOK BROTHERSにしたら少し弱いかな…でも普通の鶏肉の皮と比べたらもちろん食感は良いので調理の具合かな。

鶏肉自体はどうだろう。

柔らかいな。これなら皮だけじゃなく肉自体も柔らかくておいしいから、もしもBOSTOK BROTHERSならもう少しその点もブログ内で言及できるかなと思って、カミさんに答え合わせしたところ、水郷どりの胸肉でした。

f:id:Cenote:20210324164313j:plain

「胸肉がないやないか~い!」

と突っ込まれるかもしれません。既に使ってしまったあとで、一足遅かったです。

普通、鶏肉をさばくときは「吊るし切り」という方法を使うらしいですが、これだと繊維が壊れやすいのだとか。ここのお肉は熟練職人さんが完全手ばらししているそうで、時間がかかるけども肉の繊維を傷つけないでさばけるためふんわりするとのことです。

ぼくは圧倒的にもも肉の方が好きなんで、今まで胸肉に注目したことがなかったため、あまり味わって食べてなかったことが申し訳ないと思いましたね。

カミさんがここの鶏肉は胸肉でもフワフワしておいしいと言っていたことがようやくわかったのでした。今度はBOSTOK BROTHERSの胸肉にも注目する必要がありますね。

うちでは、この鶏肉と卵がセットになっている「水郷どり 朝引き朝どりセット」というのをよく購入しています。 

選択肢が広がってとても助かってます。このように飼育してくださる農家さんが増えたらいいなと思っています。