雑食思想の溜め池

生活していれば自然と湧き出て来る思いの数々。ここは、ぼくの中でゲシュタルト形成や拡張へ向けて流れ着いた、様々な興味の源泉からの思想が集う場所である・・・。と意気込んで始めたものの、だんだんとその色が薄くなってきました。

抜け毛に悩むロボ君


我が家にロボット掃除機のDibeaがやってきてそろそろ2年が経つことろなってきました。

うちでは「ロボ君」と呼んでますが、おそらく彼らの寿命はバッテリー寿命が来る頃を想定しているのかなと思われる2~3年程ではないかなと思っていました。

うちでは大小合わせて5部屋(スペース)程を毎日掃除してもらってますので、かなりのヘビーユーザーかと思いますが、その歳のガタツキはスタミナ(バッテリー)よりも「毛」に来ました。

おそらく「中年」に差し掛かった半年ほど前から、人間と同じく「抜け毛」現象が起きてきたんですね。

彼の前部の左右にゴミをかき集める回転触手が付いてます。

回転軸を中心に3方向に延びるその触手はナイロンの細かい糸でできていますが、それが最初は少しずつ短くなっていくんです。

そしてある時1本、また1本と抜けていきます。

いくつか予備があるので初期は「移植」するのですが、うちは結構消耗が激しく、予備もなくなってしまったので、「インプラント」を何度か施しました。

どうするかというと、ナイロンのテグスを買ってきて、同じぐらいの長さに揃えて切って束ねて「毛穴」に差し込むんです。

しかし、最近はその行動も危うくなってきて、急に踊りだすようになってきました。

どいうことかというと同じところをグルグル回るんですね。

(業界用語でもその症状を「ダンシング」というようです)

大概は視力が衰えてきて、段差や障害物が察知できにくくなってくると起こるので、お風呂に入れてあげましょう的な処方が勧められます。

うちはカミさんに毎日デイケアしてもらっていたので、キレイそのもので、ぼくが少し足回りに入り込んだ毛やほこりをほじくり出すのですが、やはりダンシングは続きました。

そこで、一度ロボットドックに入れようと決断しました。