雑食思想の溜め池

生活していれば自然と湧き出て来る思いの数々。ここは、ぼくの中でゲシュタルト形成や拡張へ向けて流れ着いた、様々な興味の源泉からの思想が集う場所である・・・。と意気込んで始めたものの、だんだんとその色が薄くなってきました。

フェアトレード有機ハイカカオ85%のチョコレート

チョコレートの中で、先日ご紹介した有機イカカオの更なるハイランクにぼくらが位置づけしているものでフェアトレードで流通しているものがあると書きましたが、それをご紹介したいと思います。阪急オアシスにありました。

【アルテル エコ】 オーガニック フェアトレード ノワール アブソリュ 100g【カカオ85%】(冬季限定品)【05P03Dec16】

f:id:Cenote:20191206120609j:plain

これです。

85%のビターチョコレート

85%のハイカカオはかなりビターなので、ハイカカオ好きでないとちょっと濃すぎると感じるかもしれませんが、ぼくの中ではギリギリでおいしくいただけるチョコです。「ギリギリでおいしく」というと無理においしいって言ってるように聞こえるかもしれませんが、おいしくいただけるカカオ含有量の極限点を知りたいので、一種のスポーツや筋トレのイメージですかね。ギリギリのところの気持ちよさ。この例え、わかりますかね。

ではいつものように裏面を見てみますね。

f:id:Cenote:20191206120632j:plain

乳化剤不使用

はい、これも原材料が3つしかありません。お値段も600円ほどなので、決して安い方ではありませんよね。でもそれだけ非効率な生産方法なんだと思います。乳化剤はカカオや油分、糖類をまんべんなく混ぜて安定させる働きがあります。

それはチョコレートを滑らかにして舌触りをよくするということにもつながります。しかしこのレーベルにも記載があるように、通常健康面で嬉しくない乳化剤を添加していないので混ぜ合わせて形成させるのに時間がかかるという意味です。

乳化剤にも中にはレシチンなど自然由来のものもあります。そのように何が使われているかわかっていればまだしも、単に「乳化剤」と書かれていたら何を乳化剤として使っているかわからないという意味で、避けているということになります。

香料に至ってはこれだけハイカカオですので、カカオの味ははっきりしていますので要らないですよね。ということで入っていないのだと思います。

フェアトレード

そしてこのチョコで特記すべきところはフェアトレードです。チョコレートの原料となるカカオの生産国というのは概して貧しい情報弱者であることが多いので、おいしいものを消費者のみがいい思いをして手に入れるという不均衡な経済を均一にしてくれる取り組みの中で生まれている商品ということです。生産者の方にも大きな負荷をかけずに提供していただけるように消費者としても貢献できる点が嬉しいと思います。

 おそらく阪急系列で販売されているんでしょうね。阪急オアシス大阪駅LUCUAイーレ地下にあるキッチンマーケットで購入できますが、お近くにない方はネットでも入手できます。是非お試しください。ネットではおそらく配送時に溶けてしまうため冬季限定となっているのかもしれませんが、店舗では年間を通して見つけられると思います。