昨年頃から足の親指の爪の表面の白いのがやけに目立つようになってきました。
斑点のようなものなんですが、乾燥しすぎたか何かと思って、最初はそれらをカッターで削ってみたりしたんです。
しかし、どうやら表面上の問題ではないみたいで、完全に削り落とすことはできませんでした。
毎日、お風呂でそれまで以上に念入りに洗っても変化なし。
そこでクリアーなペディキュアというのでしょうか。
透明な接着剤のような匂いのするもので、以前ギターを指引きするのに爪を強化するために買っていたものがあったので、それを使ってみたんです。
まあ、空気との接触を遮断すれば何か変わるかなという、根拠のない効果を期待せずに(期待して?)何かをやってみたくて、それを塗ってしばらく過ごしてみましたが、案の定、何の効果も現れませんでした。
そのためかどうかわかりませんが、かえって、その斑点の範囲が徐々に大きくなってきて、ある日、爪に少し薄い亀裂が生じたんですね。
爪は何層かでできているようで、爪全体ということではなく表面の部分が少し浮いたようになっていたんです。
それを見て、層が剥がれているから白く見えるんだと思いました。
その辺から、なんとなく
本来の意味で「ヤバそう」な
危機感を覚えるようになってきました。
このまま行ったら爪が腐るんじゃないか?
遺伝?
そこでちょっと思い出しました。
そういえば母親の足の薬指も何か腐ったプラスチックのようになっていて、小さいころそれがとても不思議に思えていたことを思い出しました。
とても変な表現ではありますが、爪全体が「きれいに侵されている」ような爪だったんです。(多分今も…)
つまり、普通は爪は伸びると先端に向かって長くなっていきますよね?
それが厚みを増していくように伸びているようです。
だがらモコモコとしていて、爪切りをしているのを見たら、その爪だけ表面を…どう表現しましょうか…全体的にリンゴをかじるように爪切りを使っていたんですね。
まさか遺伝?
なんてことはないでしょ。
ぼくの爪は、まだ完全に侵されていないからか、見た目もちょっと汚いし、他の指の爪の表面にも斑点が現れるようになったころ、まるでどっかでぼくの爪を監視でもしていたかのようにSNS上でかなり頻繁にこの商品が目につくようになりました。
自分の爪の状態ととても似ていたので、ある日その広告をクリックして見ました。
どうやら自分の爪は菌にやられているようだということがわかったんですね。
もしかしたら、このまま放っておいたら母親の爪のようになってしまうのか?
その剥がれて浮いた部分を削り取ろうと思ったんですが、硬くてうまく削れず、あまり深く削ると肉に達したり、その部分が薄くなって弱まるのも嫌だったんで、中途半端にしか削り取れなかったんですね。
ちょっと使ってみたいなあ…
だけど「ちょっと高いな…」と思いながら、少し気になったまま半年ぐらいが経ちました。
そして、状況が好転しなさそうだということを確認して、使ってみることにしたというわけです。
使用前、5月半ば頃の爪の状態がこれです。
薬剤はこんな感じの乳白色。
そして嗅いだことがあるにおいがする…
何だ?
あ、木酢液だ!
木酢液とは、炭焼きの時に出る副産物で、松脂みたいなにおいのするもので、入浴剤とか消臭、殺菌に使われるんですね。
おー、そういえばこの製造者は「北の快適工房」さんという北海道ブランドです。
森や田園風景を醸し出したロゴやサイトのイメージからすんなり「なるほど」と思ってしまったんですが、「薬や化粧品=化学薬品」という勝手な想像とのギャップから期待感が沸いています。
およそ半月が経って…
今の状態はこんな感じです。
だいぶ様子が変わって見えますよね。
そうなんです。
ちょっといじってしまったんです。
写真ではわかりにくいですが、爪の中央にあった薄く剥がれて浮いていた白い部分を削り落としたんです。
ちょっとでも引っ掛かりがあるとついいじって取りたくなってしまうんですよね~。
なので、もしかしたらかえって酷く見えているかもしれません。
でも爪は根元から生えますし、生えてしまった爪は良くならないので、伸びた後切り落とされるのを待つしかありません。
で、右側の端はちょっと薄めなんですよね。
それで、塗布したところを乾燥させる作用が強いのかわかりませんが、右下の白化した部分が縦にしわが寄って木の皮のような見た目になっていて、もっと「取りたい!」という感情に駆られています。
でも爪が薄いので削るわけいかず、こらえている状態です。
さて、これからどうなることか、今後追っていきたいと思います!
ただ、今、客観的に見て汚い写真だよなあと思っています。
が、これから現状記録のためにこういった写真をアップすることになると思うので、
「こんな汚い足の写真見たくないぞ!」
という方はどうぞスキップしてください。
でも、この商品が効いてくれるならだんだんきれいになっていくはずですからね。
とはいえ所詮足の指。
足指モデルではないので限界はあります。
少なくとも半年ぐらいは追いかけないと良し悪しはわからないですが、ここからスタートです。