さて、ここからが本題です。
ふー、長かった。
一件の話はここ↓から始まってます。
そして、今回はここからの続き↓です。
プラスチックごみ用の戸棚は、台所のコンロの下の戸棚を使っているのですが、観音扉(開き戸)になっています。一度そこにプラスチックごみが入っていることを知って、袋をかじってしまってから、閉めていても、何とか開けようとするんですよね。閉まっていても、下から少しでもはみ出していようものなら引っ張り出して扉を開けてしまいます。袋についた食材を漁っているのではなく、プラスチック狙いなんです。袋もプラスチックだし内容物もプラスチックだからものすごい引力です。石油の臭いでもしているんでしょうか。ガソリンスタンドの臭いが好きな人がいますけど、そういう感じなんかな~。わからないですよね。
そこでカギをかけることにしました。カギと言ってももちろんキーというよりも、カンヌキ的な役割のものですね。そして要件は
- ネコには開けにくい
- 人には開けやすい(めんどくさくない)
- 扉がブッサクならない
です。このうち、「人には開けやすい」や「めんどくさくない」という条件って、意外と難しいもんだということがわかりました。つまり構造をシンプルにして片手で少ない動作で開けられるようにするということです。さらにスタイリッシュとは行かずとも、せめて見た目を普通に取り付けるのも難しい。
そこで考え出したカンヌキがこれです。(扉の正面のものは後程出てくるので今は見えていないことに…)
写真ではわかりにくいかもしれませんが、扉の上辺一体が扉を開けるために指が引っかかる取っ手になっているので、そこにレールを付けて、カンヌキ(ただの木の棒。これも加工をする必要がほとんどいらないちょうどいい端材がありました)を置きました。扉の上の部分は少し隠れているので、一応カミさんの施工OK(ブッサくない認定)が下りました。
ところが、扉を一直線に留めておくことはできず、少し空いてしまうんですね。カンヌキがある程度スムーズに動くために、カンヌキとレールの間にある僅かな隙間の分、「アソビ」があるわけですよ。その分、扉を引っ張れば、手前に少し膨らむんですね。ネコの力では扉を開けられずとも、指先をツッコミ、爪で袋を引っ掻き出せたらそれを手掛かりに少しずつ引っ張り出し、扉の内側にある袋全体で扉を押すような形になり、それをガタガタさせて繰り返していくうちカンヌキが少しずつ移動して外されたり、一気に弾き飛ばされたりしてしまうんです。
一応小さな磁石と鉄板でレールとの摩擦を作っていましたが、ちょうどいい強さも得られず、次の手を考えることになったわけです。
そしてチャイルドロックというものがあることに気が付いて、いろいろ探して最初に試したのがこのラッチです。
コーナンや100均でも買うことができます。今は使ってないので現状写真がないので別のところから持ってきた写真で残念ですがイメージは沸きますよね?
このタイプはいろいろなお店で売っているせいか、バリエーションが多いです。丸いところが動物の顔になっているものもあります。
扉の正面に付けます。機能的にはとてもいいですね。ただ、解錠するためにつまむ時、親指で押し込むスイッチがあるんですが、これが少し固いのです。そのスイッチが指の第一関節全体に当たるくらい厚みがあればいいですが、薄いので本当に指先だけに力を入れようとすると人差し指と親指で丸を作るようにしてつまむ必要があり、その手に力を入れようとすると、しゃがまなくてはいけなくなります。つまり腰を折った状態で開けにくいことが、少しずつめんどくさく感じてくるんですね。
ただもう一つ、ロックを外したあと扉を開くのにそのロックを掴んで引っ張るにはちょっと薄いんですね。壊れそうなんです。だからロックを外したら最初に取り付けた扉上部の取っ手に手をかけて外すという、動作がが必要になってきます。このたった一つの余分な動作が、細かい話ですがメンドウになってくるんですね。だから、まあいいんですが、少しの不便さがつのってくると、急いでいるときなんかにちょっとイラっと来る時がある感じでしたね。
さらにそのスイッチが壊れやすいです。壊れればつまむ必要がなくなるのですが、ロック自体が軽いのでネコでもいじっているうちに無意識にも開けられちゃいそうな気がするんですね。このロックは4回ぐらい付け替えました。だから非常に惜しいロックです。
とはいえ、このタイプは百均の一種類しかまだ試していないのですが、百均以外にもコーナンや通販でも売ってるので、もしかしたらメーカーが違えば性能も多少違いがあるでしょうからほかのお店のものに丁度いい強さのスイッチを備えたものがあるかもしれません。百均ばかりに頼っていたため、バリエーションの多さに気づいたのが遅すぎました。
つづく…