(つづき)
その後、しっこをする布団に何か特徴はないかを考えました。素材?状態?匂い?一つ一つ検証していきました。
寝袋のようなシャカシャカ素材の上で始まったので、初めは素材を疑い、その素材を警戒していましたが、次に毛布などごちゃごちゃっと丸められたところでもしたので、できるだけモコモコシワシワしないように平らに敷いたり、臭いのかと思えば洗ったばかりのシーツの上でしたり…。統一性が見当たらなくなりました。
でも、とにかく布の上でしかしないので、とにかく布を警戒していました。
…が!ついに初めてレザーの上でしたのです。それもソファーの背もたれピローの上のところ。体勢としても座っていません。なんか怪しいという動きに敏感になっている細君の目の前で現行犯粗相です。トイレはちゃんとウンチも取ってあるのに。すぐに拭き取ってアルコールでゴシゴシ拭いて除菌除菌…。
さらに、そのピローカバーを洗って乾かして中にクッションを詰めようかとほんの一瞬目を離した隙にそのレザーピローのカバーの上でやっていたのです。ちょっと後ろを向いていたら、シャーカシャーカ音がすると思って振り返るとピローの中央に水たまりが…。掻いたって砂はないよ…
これはもう重症です。
はじめは従妹たちに保護されてしばらく、まだトイレがなかったとき、プラスチックの衣装ケースにタオルを敷き詰めただけのときのクセが残っているのかと思い、タロウのトイレの場所の認識として、
①トイレ(木材チップ)
②布
なのかと思っていましたが、素材が多様化し始めたとなると、粗相の原因は別にあると考えるのが自然でしょう。今はトイレの数を増やして様子をみています。
取り敢えず、一旦ここで
「完」