最近、設置しました。
こんなのとか、
とか、作っちゃいました。
誰のためでしょう?
一つ目の写真は普通に部屋と隣スペースとの間の段差。
二つ目はキャットタワー周りの写真です。
もともと、
こんな感じの足回りだったんです(不覚にも逆側の足回りのビフォー写真を撮り忘れていた)
段差があるのでそれを軽減したということです。
まあ、話の流れから分かったと思います。
はい、ロボ君用です。
初代ロボ君は、一部屋を掃除するのに30分ぐらいかかっていたので、しばらく放っておいて、終わった頃に抱え上げて次の部屋へ連れて行き、そこでまたドッグランならぬロボ君ランさせておけばよかったんですが、2代目は、前回の記事のとおり掃除の要領がよくなり、一部屋にかかる時間が格段に短くなったので、ひと部屋終わってすぐ次の部屋ってやってたら、忙しいんですね。
ホームが各部屋にあるわけではないので自動的に止まってくれない。
タイマーでもついていたらいいのに。
だから、できるだけ部屋を繋げて抱え上げる回数を減らしたいという思いで作ったのです。
キャットタワーの下の段差や足回り固めは、部屋の連結とは関係ありませんが、座礁防止のためです。
段差部分や足回り部分に関しては、下のボード厚が2センチほどで、進入角度によって乗り上げられたり上げられなかったりで、座礁するケースが多かったのです。
足回りは、前はダンボールでカンタンな壁を巡らしていたのですが、ダンボールが薄く取りつけも弱かったので、ネコたちにかじられたりおもちゃにされていたんですね。
だから、今回はゴッツイものにしまして、ロボ君にもネコたちにも壁と認識してもらうようにしました。
逆に、タワー下には今まで物が置いてあったのですが、それを撤去したため、どうせならその上も掃除してもらえ!と思ってバリアフリーにして登れるようにしました。
ただ、ロボ君は生活しているわけではないので、常時必要なわけではないんですよ。
キャットタワーの下はまあ常時あってもいいので備え付けたんですが、部屋の間はずっとあるとジャマなんですね。
斜面だけなら邪魔にならないかもしれませんが、斜面の側面の壁はジャマですよねえ。
でも側面壁がないと、またそこで座礁するから、はっきりとした壁や段差が必要なんです。
その点タワー下は段差も小さいので、逆に全体的に小さい段差をつけて扇状地をイメージした形状にしました。
写真の左側はなぜそうなってないかというと、最初にそれを思いつく前に、ストレートな階段を作ってしまったんですねー。
ダンボール板もあまり残ってなかったし、新たに作り直すのがめんどくさかったということです。
もしも劣化が激しかったりして作り直すことがあれば、両サイド扇状地型にするでしょう。
ということで、部屋の間のスロープはしっかりと固定するんではなく、掃除の時だけ置くことにしています。
ジャイロセンサーってすごい!
ところで、部屋を上から見た時のロボくんの動きは、基本的には平行移動です。
壁など障害物がないところでは斜めに移動することはありません。
前方に空白があればどんどん直進し、障害物があるとそれがテーブルの足ようなものであれば、それを避けるようにして元の直線上に戻ってさらに前進します。
ある程度大きな障害物があるときは、そこから折り返して来ます。
もしもその障害物の向こう側に床があってもとりあえずそこを壁として戻ってくるときもあります。
どうやら、通りながら障害物があるとそれを最初は壁のように認識しますが、それに手をつけてぐるーっと壁伝いに進み、元いたところに戻ってきたらそれが柱やテーブルの脚のようなものとして認識するようです。
いろいろな角度からその障害物にアプローチして、その形状やサイズを認識しているようです。
それらの軌跡を記憶していて、自分が通過したところはもう通りません。
そのように、効率的に部屋全体の壁を認識して、すべての床面を通過することが可能になるというものです。
そんな人のためのアイテム
まあ、そんなふうにロボ君が走行しやすいようにいろいろ考えて対策したわけですが、なかでも座礁防止に作ったゴッツイ沖ノ鳥島風の「壁」は、つまりロボ君除けなんですよね。
走行しやすいようにというよりも、近づけさせないためのもの。
そういうシチュエーションは、例えばペットのエサや水の周りなどが考えられるとおもいます。
ですので「規制線」のような役割をするものがもちろんすでに考案されていて、ロボ君のアイテムやガジェットとしてオプションがあるんです。
ロボ君には階段などから落ちないように床向きにセンサーが付いていて、そこで段差を認識することができるのですが、それに反応する「境界線テープ」というものがあるんです。
なんか、ドラえもんのひみつ道具にありそうな機能をもったものですが、こんな感じで見えない壁を作ってくれます。↑
境界線を同梱したこういうセット↑もあります。
そして、それよりも便利なのかどうかわかりませんが、赤外線を放射し、バリアーを張るというものもあり…と思って名称を調べてみようと思いましたが、なくなってしまったんですかね?
つい最近まであったんですけど。
見当たらないですが、単に赤外線を放射させる置物を使って、ロボ君の侵入を防ぐものなのですが、やっぱその範囲は円形になってしまうから便利なのかなーと思っていたらいつの間にか扱わなくなってしまった感じです。
上には上がある
とはいえ、最強なのはマッピング機能搭載型でしょう。
正直、上のキャプチャーでは細かいことは分からないと思いますが、要するに、この機種のロボ君にはレーザーセンサーがついていて、部屋の間取りや家具の配置を把握する機能です。
さらに、進入禁止エリアとかもスマホで設定できるというのだから、「沖ノ鳥島」を作るよりも簡単ですよね。
ただ、うちとしては、別に要らないなーというのが付属しています。
それは何か?
なぜか、マッピング機能はハイブリッド式にのみ搭載されています。
つまり掃除機と水ぶきができるモデルにしか搭載されていないようです。
まあ、必要ないなら使わなければいいだけですけどね。
よく考えたら、Dibeaもハイブリッドでしたけど、結局水ぶきには一度も使いませんでしたから。
よかったら公式サイト↑を除いてみてください。
贅沢の極み
そして、理想がこれですよね。
上には上のさらに上。
以前にもちょっと書いたゴミ収集ステーション付き、でマッピング機能が入ってるモデルです。
フロアマッピングできて、ステーションがついている。
これならだいぶ面倒くささが軽減されます。
ただ、これがサブスクで月々2,300円。
前回書きましたが、普通に購入したら20万円...?
あれ?
違うな。
今、調べてみると7万円弱で売ってますね。
何を見ていたんでしょ。
確かにiRobotで、そのくらい高額なものがありますが、そこまで必要かどうか…。
いずれにせよ、このタイプでも7万円で買えるなら、ダイソンの掃除機を買うよりこっち買うんじゃないでしょうか。
前の記事を修正しときます。
ロボ君にみる働き方の変化
というわけで、一通りロボ君のお話をしてきましたが、今はサブスクの時代なんですね。
コミットメントの期間をできるだけ短くして様子を見る。
思わしくなければ契約を破棄できる制度はそういう意味では楽ですもんね。
人間も、終身雇用制から非正規雇用者が増えてきている今日この頃ですが、非正規雇用者もサブスクをすると雇用主の気持ちが何となく理解できてしまうのではないでしょうか。
これはやっぱり世の中があまりよくない方向に向かっていることの現れなのかもしれません。