雑食思想の溜め池

生活していれば自然と湧き出て来る思いの数々。ここは、ぼくの中でゲシュタルト形成や拡張へ向けて流れ着いた、様々な興味の源泉からの思想が集う場所である・・・。と意気込んで始めたものの、だんだんとその色が薄くなってきました。

ギロチンの歴史~やさしい装置?!~Invention -iHeartRadio&HowStuffWorks

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ギロチンのことを知らない人はいないでしょう。実際に見たことなくてもなぜか知っていますよね。英語ではGuillotineと書き、発音はカタカナにすると「ギヨティン」とか「ギヤティン」に近い音になるようです。人の名前(苗字)に由来する単語で、その人の名はジョセフ・ギヨタンです。ギロチン風に言えば、ギロタンとなるのでしょうか。ただギヨティンにせよギヨタンにせよフランス人だったりドイツ語読みだったりですので「正確」な表記方法はわかりませんね。

そんなギロチンについて、Podcastで歴史を聞いたわけですが、ちょっと不思議な気持ちになりました。不思議というのは、その言葉を聞くと感じる感情のようなものが、その歴史を聴いていて感じたことと一致していない、ズレを感じたということです。そこでなぜ不思議に感じたかを少し考えてみたんですね。

出典---------------

Invention -iHeartRadio&HowStuffWorks

https://player.fm/series/invention/invention-classic-guillotine

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ギロチンと聞くと、ぼくはまず「何であんな装置を作ったんだろう」と思ってたんです。「あんな」というのはとてもぼんやりしたイメージでしたが、「恐ろしい」「残酷」「非人道的」「ホラー」などと形容されるイメージだと思うんですね。そこには、なぜ、こんな怖いものを「わざわざ」作ったんだろうという「普通」の人間だったら作らないんじゃないかという違和感もあったんですね。きっと。

ギロチンは死刑執行の手段ですよね。つまり人の命を奪う方法として必要だったとしても、あのような仰々しい装置でなくてもいいのではないか?と思うわけです。首を切り落とすのであれば、日本でも昔は介錯をしていましたよね。もちろん介錯はそれ自体が死刑の方法ではなく、切腹(自害)の幇助として行われていたのですが、一発で即死させる手段として斬首するわけです。それならギロチンを開発した中世ヨーロッパの社会で、介錯のような手段を死刑の方法にに採用していたとしていいのではないか?

多分そういうところになぜ?と思っていたのでしょう。刀や剣でサッと切り落とす。そうすることにそこまでの装置は必要ありませんよね。そういう意味でなぜ「わざわざ」作ったんだろうと思っていたわけです。

そしてそれは普遍的な感情なんじゃないかという決めつけが根底にあったからなんでしょう。

それが見事に覆された。そんなことを思いながらこのPodcastを聞いていたわけですが、その説明を聞いて自分の考えというか想像力が浅はかなことを感じてしまいました。

それは、ギロチンは人間性を尊重したからこそ考案されて製作された装置だったからです。どういうことかというと、人は誰でも相手が死刑囚だからといって殺したくない、という思いがあり、それを実現してくれたのが、ギロチンだったということです。つまり死刑執行人はボタンを押す、またはロープを引っ張るというちょっとしたトリガーを操作するだけであり、実際に「手を下す」のは機械であるがゆえに、執行人の心身的負担が減るということに基づいているのです。

確かに、どこかの国で反逆罪に処される罪人を銃殺の刑に処する際、銃を例えば5人に持たせ一斉に射撃するわけですが、そのうちの誰か一人だけに実弾を充填した銃を渡し、残りの人には空砲が充填された銃を持たせていたということも聞いたことがあります。それも実際には誰がその人の命を奪ったのかわからないようにして心身的負担を軽減するための工夫だったわけです。

今回のPodcastで説明されていた中世ヨーロッパ社会の死刑の手段には斬首刑以外にも八つ裂きの刑など、いくつも採用されていました。その中の斬首刑には、斬首担当の死刑執行人を職業とする人がいて、彼らは横たわった罪人の首をめがけて重い斧を振り下ろすというものだったようですが、執行人が未熟である場合、一振りで首に命中しないことがあったようです。つまりすぐに絶命させることができなかった人も多く、何度か振り下ろすことでやっと絶命させるということに対し、いくら罪人といえどもそのような残酷な形で苦しむことが人道的に好ましくないと考えられてきたわけです。

更に付け加えれば、そのような社会では死刑が公開処刑という形で市民の目前で行われることもあり、その民衆の中には子供もいたわけです。そこで苦しみながら悲惨な姿で殺されていくそんな光景を見せつけられたらたまったもんじゃない。その点を解決させる手段がないのか…。そのような流れの中で自然と誰かが製作をして発展していったわけです。そのためギロチンの発明者を一人に特定することはできないようです。

そんな流れに一役買ったのがギロチンの名前の所以となったジョセフ・ギヨタンです。ただ前述のとおり彼が開発したとか、発明したわけではありません。彼はフランスの医師であり同時に国民議会議員で、当時、すでに自然発生的に製作されて存在していたギロチンを処刑方法に提案した人物ということです。

そういうことを考えるとあのような装置で一発で失敗することなく処刑することができるということは、死刑を受ける側にも、執行する側にも「やさしさ」と考えられたと言えるのではないでしょうか。言われてみれば道理に叶っていますが、なんとも不思議な気持ちになりませんか?残酷な外観の中に人道的配慮が隠れてしまっているため、その見てくれに長い間抱いていた感情は、理屈では理解できてもそう簡単には排除できません。それが不思議な気持ちの正体なのかなと思いました。また、そう思うのはぼくにまだ思慮が足りないせいなのかもしれません。

出典---------------

Invention -iHeartRadio&HowStuffWorks

https://player.fm/series/invention/invention-classic-guillotine

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dynabookのHDDをSSDに換装-リカバリーディスクを使ってクリーンインストール

dynabook自己回復の可能性

今月の頭、ぼくの2代目dynabookが急に倒れてしまい、急遽新しいPCを購入することにしたのですが、納期までしばらくあるんですよね。新しいPCが到着するまで家族のPCに間借りしてこういう作業をしているのですが、ふと思ったんです。

今この記事を書いているこのdynabook初号機も2代目dynabookを買ったとき、ハードディスクをSSDに入れ替えたら復活したことを。

換装?クローン?クリーンインストール

当時、HDDをSSDに取り換えた(「換装する」というのでしょうか?)のですが、その経緯をすっかり忘れていました。でもよく考えてみると、HDDをSSDに換装したとき元々のデータを救済したり、コピーした(クローンを作るというのかな?)記憶がないのでリカバリーディスクから初期化した(クリーンインストールと同意語?)のではないかと思うんです。でも「Windows10のライセンスとか、オリジナルのHDDに入れ直す時しか使えないんじゃないの?」と疑問に思ったことをほんのり覚えており、その記憶が体の一部として今回の2代目dynabookが卒倒してdynabook「ドクター」に電話で診断してもらい「入院」が必要と言われた時、もはやぼくの手に負えないと思ったんだと思うんです。

でも、ここ数日、新しいPCの到着を待ちわびながら、今ダウン中のdynabookをどうしようかことあるごとに考えているうち、当時SSDヨドバシカメラに買いに行ったとき、HDDからSSDに移すのは簡単だということを店員さんに教えてもらったような記憶もあるように思い始めたり、もしかしたら1代目のdynabookのHDDをSSDに換装したときリカバリーディスクを使ってクリーンインストールしたのであれば、今回も同じようにできるんじゃないかということを今更ながら思いついたわけです。

そこでネットでいろいろ調べてみると、Windows10のクリーンインストールをしたり、クローンを作るとかしている人がいる割に、ぼくがしてみたいと思うまったく同じやり方(リカバリーディスクを使ったクリーンインストール)を紹介してくれている人は見当たらなかったことを思うと、易しいから誰もわざわざ記事にしないのではないかと思ったのと、自分が過去に換装したときあまり苦労しなかったことを思ったらできそうに思い始めました。

ということで、Windows10のクリーンインストールの手順をネットで参照して、リカバリーディスクを使ってやる方法をシミュレートして、このdynabookにもSSDの移植手術を施してみようと決断しました。

SSDの購入ー今回はCrucial製

そこで、またまたちょうど楽天の買い回り期間中だったこともあり、ちょうどいい機会なのでSSDを探してみました。前回使ったメーカーはSanDiskだったので今回は違うメーカーのCrucialを購入することにしました。SanDiskにしろCrucialにしろ同じように見えるものが2種類あるのは何なんだろうと思っていたら、どうやら日本製とグローバル製という違いがあるみたいですね。同じようだったので安い方を買うことにしました。いずれにしても3~4年前に比べたらだいぶ安くなっているように思いますね。今回もあまり容量は必要ないので240GBのものにしました。

今回これでうまくいったら、新しいものは買う必要なかったことになります。新規購入を決めた時は、HDDを初期化しても後遺症が残るだろうという今までの経験で感じていました。具体的には、dynabook以前のシャープ製メビウス機でHDDがまだ生きている状態で、初期化したとき、あまり初期化された気がしなかったという経験ですが、今この記事を書いている1代目dynabookSSDにしてからとても調子いいです。家族もあまり使っていないということもあるのかもしれませんが、家で例えればリフォームしたものではなく、同じ土地に新たに立て直しをしたという感じで、もしかしたら後遺症はあまり残らないんじゃないかと思い始めました。そう思うと、いろいろとご入用のこの時期にもったいないと思いながらも、別荘を贅沢にも買った感じで、まあ新しいHPさんが到着するのを楽しみにしています。

HDDからSSDへの換装開始

では、2代目dynabookの「手術」をしていこうと思います。まず、患者とSSDのプロフィールから。

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  • モデル:dynabook AZ55/TW
  • 型番:PAZ55TW-BWA
  • 新しいSSD:Crucial クルーシャル SSD 240GB BX500 SATA 6.0Gb/s 内蔵2.5インチ 7mm CT240BX500SSD1 グローバルパッケージ

CrucialのSSD

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届きました。改めて写真をアップする必要もないかもしれませんが、こういうものです。と、箱を開けて前回の手術の時のことが少しフラッシュバックしてきました。そういえば、SSDはHDDより少し薄いので、前回購入したSSDパッケージにはスペーサーとか、付属品も付いてきていたような…。今回のCrucialのSSDには説明書のみ。少しドキドキ。これがグローバル製所以なのか?それともメーカー所以なのか。それとも今やこれがスタンダードなのか。本当はその辺も調べたうえで「ドナー」の候補者を決めるべきなんでしょうね。

ではdynabookの裏面を見てみます。ネジを2つ外してバッテリーを外します。中央付近にメモリー用のカバー以外は一体化しています。メモリーのカバーを外したところに一つネジがあります。これも外します。

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残りのネジも外してカバーを取ると…。

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左下に見えますね。ハードディスク。今回のターゲットです。ん?面白いマウンターが付いています。

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柔らかいです。ゴム製のマウンターです。恐る恐る取り外してSSDをはめ込みます。

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どうやらスペーサーは要らないようです。ホッとしました。

そしてすべてのネジを締めて「縫合」し手術は終わりました。

クリーンインストール開始

それではリカバリーディスクを入れて初期化です。

電源スイッチを押して通電させて光学ディスクドライブ(DVD)を開け、リカバリーディスクの1枚目を装着します。電源を落とし、再度電源投入しBIOSを呼び出します。

そして光学ディスクドライブから起動する項目を選択するとディスクが回転をはじめ読み込みが開始されました。

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HDDの時は、この読み込みすらしてくれず、お手上げだったわけです。リカバリーディスクから起動するのにHDDの状態は関係ないように思えたのですが、反応すらしなかったので、HDDの健康状態が起動に関係すると考えるわけです。それなら、このSSDは新品を購入したばかりの何も入っていない状態です。HDDを空のSSDに物理的に交換しただけでは、さらに動きようがないように思えるのですが、起動を始めたのです。そこが不思議なところです。おそらくその辺の理解がぼくにはできないまま時が過ぎていったので、今回この「移植」をすぐに思いつかなかったのでしょう。

そこから先はモニターに映し出される指示に従って2枚目から4枚目までディスクを入れ替えていくだけ。ここからは自己治癒力に任せるような感覚で進んでいき、2代目dynabookは再び目を覚ましました。

結局、初期化は成功しました

もう過去の記憶はない。ぼくのことも何も覚えていない。もちろんすべてのデータは消えた…と思っていたらどういうわけか、壁紙はぼくが設定した写真の夕焼け空なのです。なぜ?すべて忘れられてしまっているのは残念ですが、初期化しているにもかかわらず何か記憶に残っているのも逆に気持ち悪い。

あー!、初期化の初めの方でちょっと意味が分からない選択肢があったかなと思い出しました。念のために撮っておいた写真を見てみます。

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ラジオボタンで「初期インストールソフトウェアの復元」と「ハードディスク上の全データの削除」が書かれています。

しかし完全なデータ削除は選択できず(矢印キーを押しても動かない)先に進んできたような。あ!でもあのとき選択できなかったのはタッチパッドが反応しなかったからかも…。実は、どうしてもクリックが必要な画面に来て、カーソルが動かなくて焦っていた時に、タッチパッドの有効化をしたらクリックできるようになったのです。最初からタッチパッドを使えていて、データ削除の方を選択していたらすべてまっさらになっていたのかも。うん、きっとそうですね。

あれ、だけど続きの写真を見てみると…

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「ハードディスクの内容はすべて消去されます」と書いてますね。このまま進んできたんですが、壁紙はハードディスク上には記録されてないのか?もしかしたら「ハードディスク上の全データの削除」を選択しても同じ結果だったかもしれません。やはりこういうところがまだわからないですね。

いずれにせよ、こういう感じで、PCは復活することができました。さて、どうしましょ。まだ新しいHPさんが来ていないのでこのPCを使ってもいいのですが、そしたらHPに再度乗り換えるのも2度手間です。養子に出してしまおうか?家族が増えて嬉しいような無駄なような…。

Nespressoの新作法採用マシンVERTUOー重力、圧力の次は遠心力!

ようこそ!ヴァーチュオさん

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どのようにスタートしたのか?

エスプレッソマシンが我が家に必須となってきたのは7~8年前からでしょうか。エスプレッソといえば挽いたコーヒー豆(お茶葉)にスチームで圧力をかけて抽出するコーヒー(お茶)の抽出法ですが、それゆえにそうやって淹れたコーヒーは重力に従って落下するお湯で抽出するドリップ式と違って自然の力では作り出せない飲み物なんですね。ドリップ式は円錐形のドリッパーに濾紙を置いてお湯を注ぐということを手作業でするか、機械にやってもらうかというチョイスがありますがエスプレッソは機械を使わずその圧力を作り出すことはそう簡単にはいきません。その味はもちろん有名チェーン店などで飲むことができるので知っていましたし、ドリップ式とは違って濃い、パンチが効いている感があり、おいしいと思っていました。

それはある日の試飲に始まった

あ、思い出しました。エスプレッソはカフェで飲む物と思っていたある日ヨドバシカメラで行われていた家庭用エスプレッソマシンの実演販売で試飲をして、そのクオリティーの高さに感激してほぼ衝動的に購入を決めたことを思い出しました。ぼくらはあまり衝動買いはしないのですが、かみさんと二人でヨドバシカメラをぶらついていて二人してちょっと試飲させてもらって家でもこんなにおいしくできるのかと感激して、ウィンターキャンペーンにも背中を押されてU(ユー)という機種を購入したのです。

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このU(ユー)はモデルのマイナーチェンジなのか、バリエーションなのかわかりませんが、部分的に異なるモデルが結構多く、このタイプはもう今ではもうあまり見かけないですね。ネスプレッソ U(ユー )ブラック D50BKであれば、このリンクで販売されているようですが、色だけでなくデザインも少し違います。

そこから我が家のエスプレッソ愛はどんどん深まっていき、毎日一杯は飲まないと気が済まないという状態になっています。ぼくらはアルコールはまったく飲まなくても大丈夫なんですが、エスプレッソは欠かせません。子供のころ食後に一杯のコーヒーを飲んで「ハァ~」とか言って気持ちよさそうでいた大人の気が知れなかったのですが、今は身に染みてよくわかります。アル中ではなくカフェイン中毒?と思われるかもしれませんが、デカフェを飲んでいるので単にエスプレッソ好きです。

とはいえ、ドリップ式のコーヒーとは違い、エスプレッソを完全にブラックで飲むのはちょっと難しいんです。ブラックで飲むイタリア人とかからしたらぼくらはおこちゃまなのかもしれません。しかしそういう人も多いのは確かで、このマシンとは別にミルクフォーマー(エアロチーノ)もあります。

つまりカフェラテやカプチーノで飲むんですね。ぼくらもその口でミルクは必要です。そうやって楽しんでいるうちに新しい機種が出てきました。ラティシマ・タッチ(ラティシマ・タッチ ホワイト f511wh 【ネスプレッソ公式サイト】)というんですが、その機種は本体にミルクも同時にセットすることでカフェラテも作れるという優れものです。

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ぼくらのエスプレッソ生活に変化が

少しお高いその機種に乗り換えたのが4年ほど前。カフェラテを一つのマシンで淹れることができる、そんな新生活をエンジョイしていました。しかしここ数年少しぼくらの食生活に変化が出てきました。それがほかのカテゴリーでも書いている健康に関する意識です。その一環で牛乳はちょっと控えたいということになったんですね。かといってミルクを入れないのも飲みにくいので豆乳にしたのです。ところがこのマシン、牛乳以外を想定していないので豆乳を入れることができません。そうなってからはラティシマはミルクフォーマーの機能は使うことなく、鍋で豆乳を温めてエスプレッソだけをマシンで淹れていました。エアロチーノは乗換と同時に手放してしまいましたが、それを豆乳に使えば泡立つかは別にして、温めることはできるはずです。

革命児の登場

そんなところへ今回の新機種登場を知ったのです。阪急百貨店のブティックへ、いつものようにカプセルを購入しに行ったときのことです。ネスプレッソではカプセルを購入する前に試飲をさせてもらえるというシステムになっています。そこで試飲コーナーへ行き店員さんを待っていると、大きなマググラスで試飲をしている人がいるではありませんか。そしてテーブルには見たことのないマシンが。ネスプレッソが新機種を発売するのはもちろん珍しくないので、新しいのが出たのか。と思って試飲をしている人に店員さんが話している内容を聴いていたら、どうやら新しい技術で抽出するマシンを発売するということだったのです。

第三のフォース

重力でもなく、圧力でもない力・・・それは遠心力を使って抽出するという方法を編み出したらしく、このフォースの覚醒がコーヒーの抽出分野に新たな風穴を開けたというのです。

今では巷で少しずつ宣伝やコマーシャルで聞く内容だと思いますが、多くのエスプレッソ愛好家は「エスプレッソはサイズが小さい。一杯でもっと多く飲みたい」と感じている統計をネスプレッソは割り出したらしいんです。確かにぼくらもエスプレッソはちょっと量が少ないという感じがする二人なんですね。もっとがっつり飲みたい。おそらく無意識の欲求は芽生えていたのです。その無意識がここで意識下に晒されたのです。

いつもどおりエスプレッソの試飲をさせてもらいながらぼくらのお相手をしてくれた店員さんにそのマシンのことをちょっと尋ねてみるとその遠心力抽出法を採用したマシンの方も試飲させてもらえることになりました。そこでまたぼくらの驚きの琴線をビンビン弾かれたんですね。

ぼくらの飲み方からして、このマシンの方がいいのではないか。

ところで、エスプレッソとは圧力をかけて抽出する方法のことをいう(そういう抽出をしたお茶をエスプレッソティーという)ので、もはやこれはエスプレッソとは呼べないと思うんですが、何と呼ぶんでしょうね。この第三のフォースである遠心力で抽出したコーヒーとして誰かにとられる前に商標登録のような何らかの命名をしておいた方がいいじゃないでしょうか。

ぼくらの飲み方との相性

このヴァーチュオはミルクは少量を加える事しか想定していないらしく、そういう機能はありません。しかし先程も書いたように、今やミルクをマシンで温めずに飲みます。

次にマグサイズやのアルトサイズという大き目の抽出用カプセルもあるということで、そうなるといくら何でもぼくらには大きすぎるのですが、ぼくらはいつも一緒に飲むのでこれなら一回の抽出で二人分が一気にできるのです。一杯で二人分なんですね。そんなサイズのプリ設定、具体的には・・・

  • アルト:      約414ml
  • マグ:       約230ml
  • グランルンゴ:   約150ml
  • ダブルエスプレッソ:約80ml
  • エスプレッソ:   約40ml

といったサイズがあり、それぞれのカプセルで既にその抽出量は決まっています。カプセルにプリントされているバーコードをマシンが読み込んで、それに合った量とお湯の温度で抽出するのです。とはいえ、その抽出量を調節することはできるようです。これだけ種類があってもやはりマグやアルトサイズにばかり目が行きます。

ここで気になるのがそのお値段。カプセルは10個入りで、種類によって値段は少々違いますが、だいたい今までのエスプレッソとあまり変わらず税込みで864円から1080円ですので、1カプセル当たりは言うまでもなくその10分の1になります。大きい方のカプセルでも1080円なのでそれを二人で飲めば、今後今までの約半分の値段で飲めるということになるのです。ミルクの量や実際に飲みたい量は人によりけりですが、ぼくらは多く安く飲めるようになると感じます。

少しずつ心は引き寄せられてきました。このマシンは遠心力を使ってエキスを外心へ向けて抽出していますが、気持ちに対してはブラックホールのように吸い寄せる力が猛烈に働いています。

最後に「そんなこと言うても結局この機械高いんでしょ?」

よくある実演販売でのお客さんの心の声です。ぼくらの心にもそれはわいてきていました。そして恐る恐る訊きます。すると約2万円。といってもカラーによって価格がちがうんです。それもかなりの違いがあります。ホワイトやレッドはラティシマよりも安い。先程のカプセルの使用量から考えたらこれからこちらの方が安くつくんじゃないの?って話になってお互い顔を見合わせて、「これは買いだ」と目で合図を送ります。ただ今回は衝動買いはしませんでした。

先行予約にはお試しセットがプラス1(もともと1つ同梱されています)それにカプセルを入れるクリアキューブがプレゼント。その予約の締切日などだけをしっかり確認しておいて一旦持ち帰りました。念のためうちでいろいろとシミュレーションをして、「よし買おう」ということになりました。

ついにいらっしゃいましたヴァーチュオ君

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このマシンの特長はあちらこちらで知ることができると思いますので、ここでは使い勝手をちょっと紹介しようかなと思います。まず味は文句なし。ブティックで試飲させてもらっていたのでわかってましたが、エスプレッソと変わりなくおいしい。とはいってもアルトサイズは試飲には大きすぎるせいでしょうね。まだ試せてはいません。それでもマグサイズでも圧力に負けず劣らず、遠心力もよく効いています。エスプレッソに負けず劣らず濃く、パンチが効いています。お試しカプセルがついておりその一つ一つの感想を書くのも大変ですし、ぼくらは豆乳を入れてるので、具体的なことは言えませんが、マグサイズでも十分エスプレッソ感出ていましたが、エスプレッソサイズやダブルエスプレッソサイズは、よりエスプレッソに近い感じがしました。アルトサイズはパンチはある程度効いていますが、少し水分を感じます。つまりサイズが多いと若干水っけが出てくるのかもしれませんが、比較してそう感じる程度だと思いました。クレマに関してはいずれのサイズもエスプレッソ(ラティシマやUで淹れたもの)よりもモコモコしていて、それがボタン一つでできてしまいます。それをスプーンなどで混ぜ込むとパンチを残したまま少しまろやかになります。勝手に「パンチ」と言ってますが、濃さとも違う…。いや、濃いんですが単なる濃さではない。「アクセント」ととでもいうんですかね。風味の中に突出した心地よい苦みのような刺激のような…。いずれにしても定義が万人が思うものではないのでその点を強調してもしかたないですね。

革命児におこがましくも提言をいくつか…

さて、いざ我が家へこのマシンを迎え入れると、ブティックでの試飲時には気が付かなかった、まだ粗削りだなと思うことも確かにいくつか見えてきます。おそらく次号機へ向けた改良はもう始まっているんじゃないかと想像しています。

  1. 一つ目に、使い勝手として水タンクのフタが水タンクに落ちやすいということがあります。フタとタンクの縁のサイズがほぼ同じなので、少しずれるだけで落ちてしまうんですね。せめてマンホールの原理で、ふたを丸くしてもらえたらと思います。それよりも、ヒンジ付きのフタがいいかと思います。
  2. 二つ目に、もう一つの使い勝手としてカプセルを入れる時にカパッと開け、カプセルを入れたあと閉じる部分が大きいです。大きいだけならいいですが腕力が結構いります。片手では難しいですね。力の弱い方にはちょっとマイナスイメージになるのではないでしょうか。また、上に開けるということは、そこにスペースが必要になります。デッドスペースです。
  3. デッドスペース繋がりで、カプセル排出口が横からのアクセスになるので、横にスペースが必要です。これもデッドスペースとなってキッチンのレイアウト上、うちのように限られたカウンタースペースではそういったスペースがちょっともったいないです。(今までのマシンでは使用済みカプセルは全面から取り出せました。)要するに上に20cmほど、左横に15cmほどの隙間が必要なのです。せっかく日本人の「ガッツリ飲みたい」を叶えてくれていますが、比較的狭い日本の台所事情には先代機種から退化してしまった感を否めません。
  4. デッドスペース関連でレイアウト問題として、電源コードが太い!硬い!まとめにくい!そしてその出口が一つだけということが少し不便です。U(ユー)は水タンクを後だけでなく左右に移動でき、電源コードもそれに合わせて横から出せた(と思う)し、ラティシマは本体底に余分な電源コードを這わせて、ある程度長さを調節できましたし、それほど太くないですが、バーチュオの電源の向きは後ろからだけでさらに硬いので本体の長さ以上に奥行きが必要になります。置き場所のレイアウトが限定されてしまうのが難点。
  5. 最後にメンテのための湯通しはかなり長めです。約7分と書いてあります。一日の終わりには湯通しが必要なのはわかります。例えばカフェを経営していて一日に何杯も淹れているのであれば、一日の終わりに7分間お湯を走らせている間他の作業をすると思えばそれほどおっくうではないと思います。しかし家庭用としてうちは朝一杯、夜一杯が平均的な量です。そうなると7分は必要ないんではないかと考えてしまうんですよね。10杯以上で7分なら妥当かな。5杯以内であればせめて1分ぐらいで洗浄できるといいんですが、難しいんでしょうかね。取説には毎日のメンテナンスとして1分半ぐらい湯通しするという簡易方法もあるという趣旨の説明もされていますが、これはオススメなのか妥協案なのか?おそらくうちではそれぐらいの洗浄になるでしょう。そういった使い方をする人(家庭)も結構あるんじゃないかあと思います。要するにコーヒーを淹れている時間より洗浄している時間の方が断然長いというのがそう感じさせる要因だと思います。その辺も次号機には期待します。

なんだかんだ言って応援しています!

そんな風に改良点はまだまだたくさん見え隠れするこのヴァーチュオですが、上記の偉そうな提言でお分かりと思いますが、味やテースト(同じか?)に関しては何も言うことはありません。デザインのみです。それもぼくら個人的な使用方法に基づいた意見です。万人受けするものを作るのは不可能です。ですのであくまでも意見です。

サイズも大きいサイズであればぼくらは半分こして飲みますが、本来一人分のサイズなので、多く飲みたい人には本当にありがたいと思います。それから魔法瓶などに入れて外に持って行くにもいいと思います。

5年の年月をかけて作り出した記念すべき初号機ということでおめでとうございます!そしてありがとうございます!と言いたいです。まずはコーヒー界に新たな抽出作法の風穴を開け、味を確立させたということで素晴らしいマシンだと思います。VERTUO2号機に期待してます!

デカフェを増やして!

あ、それともっと大事なこと。それはカフェインレス(デカフェ)が4種類しかないのがちょっと惜しい。特にアルトサイズ用のデカフェがないので、そこにデカフェを追加してくれたらいいな。ぼくらとしては特に夜に飲むときはカフェインを取りたくないなと思っていますが、最近では昼間でもデカフェがメインとなっています。ですのでデカフェが増えてくれたらぼくらとしては上記のデザイン改良よりも嬉しいですね。

 

 

■エアロチーノとのバンドル商品

もちろん色違いもあります。

 

 

■ラティシマタッチ:ミルクフォーマー付きエスプレッソマシン

これも色違いあります。

 

HP Directplus楽天市場店 熱い!10%OFFクーポンが再来!ポイントも大きく稼いじゃおう!

楽天のHP直営店で商品10%オフ!

またまたHP Directplus楽天市場店で10%オフクーポン配布が始まります。どうやらHPがショップオブザイヤーを獲得したようです。おめでとうございます。そしてありがとうございます!

前回は3日間のみでしたが、今回は買い回りの期間(2月8日夜8時~2月16日)に相当するので結構長いので見過ごす人も少ないかもしれません。ぼくは先週この10% OFFクーポンを使ってHP ENVY x360 15を購入しました。詳しくは下記リンクからご覧ください。

omoi-tameike.hatenablog.jp

こういうの見ると、前回自分が購入したときより今回の方が得なんじゃないかとか思ってしまうのですが、価格やら割引率は同じようですね。この機種の納期は延びて2か月待ちとなってます。でも買うならチャンスですよね。もちろんこの機種に限らず使えるクーポンなんで、下に店舗のリンクを張っておきますので、是非欲しいものはないか探してみてください。

楽天ポイントを集めよう!

そして、どうせ買うなら楽天のポイントを稼ぎたいですね。今回の買い回り(2/9~2/16)には限定ショップポイント7倍の店舗にここが該当しているので特にお買い得!楽天カードを持っているならぜひ使いたい。ゴールドカードやプレミアムカードならさらにお得。それに買い回りのポイント(10店舗攻略で最大9倍)と、どうせなら5の倍数の日(今回なら10日と15日)に合わせて買えばさらに2倍のポイントアップ(楽天カード使用必須)です。さらにさらにどうせならSPU*1を稼ぐためにスマホアプリを経由すれば0.5倍!そうそうSPU以外はいずれもエントリーをお忘れなく!ただし買い回りでの獲得ポイントの上限がある(10万円分の購入でほぼ上限に達する)ので、その点はご注意を。

楽天ポイントだけじゃない。ポイントサイトから経由してポイント2重取り!

そしてもしもハピタスをお持ちならハピタス経由でハピタスポイントも付きますよ。ハピタスに限らず楽天市場が対象になっているのであればどのポイントサイトでもいいので、お使いのポイントサイトからの経由をお勧めします。

楽天市場は買い物かごに入れるタイミングが肝心

ただしポイントサイト経由で注意するべき点は商品を買い物カゴに入れるタイミングです。特に楽天市場の商品はポイントサイトを経由してからカゴに入れないとカウントされません。ですので、まずは商品をお気に入りなどに入れて置いて、いちいち検索しなくてよいようにしておきます。そしてポイントサイトから楽天市場へ入り、そこで買い物カゴに商品をいれます。そして会計へ進みますが、決済をする直前でストップ!スマホへ持ち替えてそこからアクセスして決済をします。

特に大型商品はポイントが多くつくのでこういう買い物をする際はポイントは大切にしたいものです。

 

 

*1:楽天のスーパーポイントアッププログラムといって1カ月内に様々な条件をクリヤーしてその月のポイントアップ率を増幅できるプログラム。そのため月末までにどれだけクリヤーしてポイントをアップさせられたかによりその月内のすべての購入品のポイントアップ率は決まるので、月初で例えば自分のSPUが5倍のときに購入した商品も、月末に集計され月末でSPUが例えば16倍になっていれば、その買い物にも16倍が適用される。SPUはエントリー不要

HPノートパソコン ENVY ーCPUはRyzenを搭載

ラップトップマシーンは突然に

まったく急にその時はやってきました。ぼくが約3年間愛用していたマシンが突然反応しなくなってしまいました。こういうところでその機種が何だったかを公表するとブランドに傷をつける行為と取られてしまうかもしれないという懸念はありますが、このPCには長らくお世話になっておりますし、ぼく自身毎日ずっと気持ちよく使ってきたヘビーユーザーなので、いずれは起こることが起きたということで、悪気はまったくないことはお伝えしておきたい。

東芝製のDynabookが止まってしまったのです。今はもうDynabook株式会社になったようですね。いずれにせよ、ぼくにとっては急に止まった感が強かったのですが、ブラウザのChromeやエクセルがフリーズすることは確かに多くなってきておりました。アハー現象のように物事って少しずつ変化していると、その変化に気づくことなく体が対応していってしまうんですね。そんな風に少し動きが遅いと思うときもたまにありましたが、メモリーを足して少し動けるようになったと思ったのは気のせいだったのでしょう。

数日前、起動させようとしてもメーカーのロゴが出て、そこからWindows10がなかなか立ち上がりません。

そのうち「自動修復の準備をしています」という文字が現れ小さな粒がクルクルと回転して動作していることを表していますが、やがて動作音が消え、画面も消え、反応がなくなりました。

いろいろとネットで調べてみるとリカバリーディスクで回復が望めることを知りました。そういえば購入してディスクを作ったことを思い出し、それを使い起動し初期化を試みましたが反応せず。かみさんが使っているぼくのお下がりDynabookでUSBの回復ディスクを作成してそれを使った起動も試みましたが、やはり反応なし。

そこでDynabookさんに電話してサポートをお願いしましたが、電話口でしていただけたサポートは結局ぼくが自分で試したことと同じことまでしかできませんでした。ここからは一度Dynabookに送付して診断してもらって初期化ができるならして、出来ないようなら修理ということになりました。

そこで、考えました。一度こういう状態になったPCは初期化できたとしても後遺症が結構強く残るんじゃないか。もう3年も使っているので、新調してもいいかなと。そしてこのPCは一度診断してもらって、初期化できるようならしてもらって、次回またこのような緊急事態の時のピンチヒッターとして取っておこうかと思いました。

突然のPC探しー必要スペックとその根拠

そして、急遽、新品PCを探すことになりました。急なことではありましたが、自分の中では今のスペックを下回りたくないということがありました。そこで必要なスペックを書き出すと

  • ラップトップ型パソコン
  • CPU:Intel Core i7以上
  • モリー:8GB以上(できれば16GB)
  • ディスプレイ:15インチ
  • Microsoft Officeソフト付
  • ストレージ:HDDでもSSDでも256GB以上あれば、特に気にしない
  • 光学ディスクドライブ:あってもなくてもよい

まあ、気になるところはこれくらいです。以下でそのひとつずつを説明します。もちろん個人的視点に基づいてます。

ラップトップ型

ラップトップ型がいいのは、やはり持ち出しやすいということ。その理由の一つに、今後災害が起きた時に持って逃げられるということがあります。

CPU

Core i5でも世代が色々あるし、足りるとは思いますが、せっかく新調するのにここは「数字的に」後退したくないという気持ちです。

モリー

ぼくはゲーマーではないし、グラフィックデザイナーでもありませんのでそういうことに使う目的ではないので、グラフィック系のスペックはよくわかりません。そういう意味で16GBもいらないのかもしれませんが、Google Chromeは結構メモリを食うように感じていますし(そういう評判でもあります)、実際拡張機能はたくさん使うしウィンドウをたくさん開いて使うので、16GBにしておきたいと思いました。

ディスプレイ

現在、20インチのテレビをサイドモニターとして使っています。画素が荒いですが、これをメインにすれば13インチでもいいのかなと思っています。小さければ外に持ち出しやすくもなりますし。

Microsoft Officeソフト

個人使用だけであれば互換性ソフトでも構わないのですが、外部の人とのファイルのやり取りをするうえで入れておきたいということがあります。また、Office onlineを使うことも考えられましたが、使える機能に制限があり、今まで普通にできたことができないことがあると戸惑うので、やはり必要かと感じてますね。

ストレージ

それほど必要ないというのは、ぼくはデータを記憶媒体としてすべてクラウドに入れているからです。そのデータも動画等はあまりないので読み出し速度もそれほど気にしません。それゆえHDDでもSSDでもどっちでもいいかなと思いました。そしてバックアップを外付けWDクラウドのHDDに入れてあり、PCは単なるコントローラーとして使っているので、256GBすら必要ないとは思います。そういうことで、今回急に起動しなくなりましたが、データの救済は必要ありませんでした。ただSSDの方が速いし機械的な動きがないので持ち運びする際にも故障しにくいだろうから、いいようには思いました。

光学ディスクドライブ

DVDやBlu-rayディスクもほとんど使わなかったので今回はそれ以外のスペックで気に入ったものであれば、それに付いていればいいしなければいいし、選べれば無い方にしようかなという感じです。

HP Envy CPUにintel Core i7同等性能のRYZEN 5を搭載

今回どのPCにしようか調べていく中、以前、前のお隣さんのPC新調をお手伝いさせていただいたとき、HP(ヒューレット・パッカード)にしたのですが、デスクトップ画面とかがとてもすっきりしており、それ以来ちょっと気になっていました。別にDynabookがイヤになったということでは決してありません。今までシャープのメビウスを2台使って、その後にDynabookが2台。今回はHPにたまたまなったということです。そこで最初に行きついた商品ページを見てみると、とてもシンプルで、スタイリッシュでそれでいてあまり高額ではありませんでした。それが今回ご紹介したいHP Envyでした。

ぼくは白系がよかったのですが、見つけたEnvyは"ナイトフォールブラック"。つまり黒です。白はないのかと思ったらシルバーですかね。ありました。しかし少し高めです。何が違うのか。CPUがintelなんですね。ではブラックの方はというと、AMD社のRyzenというモデルらしいのです。AMDIntelに次ぐCPUのメーカーとして知っていましたが、それ以上のことは知らず、当然モデル名も初めて聞いた名前でしたが、Ryzenはまだ新しく知名度が低いけれども性能がよく、Ryzen5はintel Core i7の第8世代にも引けを取らないらしいのです。いわばそんな新星を取るかはたまたその歴史に裏打ちされた信用を取るか、そこは人それぞれでしょう。今回は予算的なことも含め、ベンチャー企業を応援するつもりで、そのブランドをサポートすることとしてRYZEN5をターゲットに探してみたというわけです。

そして決めたのがこれ。欲しかったスペックを満たしてくれています。

望んだとおりのスペック

  • ノートパソコン
  • CPUはRYZEN 5(Intel Core i7同等性能)
  • モリーは16GB
  • ディスプレイは15.6インチ
  • Microsoft Office
  • ストレージは512GBのSSD
  • 光学ディスクはなし

これ以外のスペックとして、ぼく自身使うかどうかわかりませんが、

も付いているそうです。そして下でも言及しますが

  • ディスプレイがタッチパネル

で360度開きます。

  • 重量も2kg弱
  • バッテリー駆動時間はおよそ13時間。

このマシンの特長はもちろんもっとあるのですが、このくらいが、ぼくにも良さがわかり特筆すべきスペックかなと思いました。あとぼくにはどういうことかよくわかりませんが、AMD Radeon Vega 8というグラフィックスも搭載されているらしく画像処理系に優れているそうです。

360度展開するディスプレイそしてタッチパネル

これらの機能の中でもこの機種のいいところはディスプレイが360度開くところです。脱着まではできないにせよ写真のようにテント型にもなりますし、またタッチパネル式でもあるので、タブレットのようにも使えます。思っていたスペック以上ということで、購入することにしました。ただ、今からだと納期が1か月半!だいぶ人気があるんですかね。

という感じにいろいろと期待を上回ってくれています。

さらに、これは2月3日まではHP Directplus楽天市場店のクーポンを使えば10%オフになります。つまり明日です。ちょっとお知らせするには遅かったのですが、とりあえずアップしておきます。

ついでに、同店舗の同系列機種としていくつか挙げておきます。

CUPがRyzen 7のものです。それ以外は同じ。Officeも付いてます。

 

今度はディスプレイサイズが13.3インチそれ以外は同じ(Ryzen 5)

次は13.3インチのRyzen 7です。

上記以外にも、下記店舗からそれぞれMicrosoft Officeの互換ソフト付きのもの、無しのものなどもあります。いずれにせよ、この機種はいろいろ楽しみなことができそうで今からウキウキしています。

それまで、ぼくは家内のDynabookさんを間借りしてお世話になります。

その他のHP商品にご興味を持たれましたら下記からどうぞ。

 

低温焼き上げ、抗アクリルアミド!ココナッツバターで作る抹茶/紅茶クッキー

ココナッツバター入り抹茶/紅茶クッキー

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パンケーキに引き続き、玄米粉でもクッキーを作ってみました。いろいろな情報源からレシピを見て参考にしようと思いましたが、分量はバラバラなのでまずは適当に作ってみるしかないということになりました。でも、ぼくらのクッキーの特徴は低温で焼き上げているということです。理由は少し前に記事にしましたアクリルアミドです。

 

omoi-tameike.hatenablog.jp

 

パンケーキの次におやつもトランス脂肪酸の心配をせずに食べたいという思いで作り始めたクッキー。そこでクッキーはみんなだいたい170℃以上で焼いてるようだったので、ぼくらも最初は180℃とかで焼いてみてました。何となく形になりかけていたころ、アクリルアミドの話を知って方針転換。アクリルアミドの生成を防ぐには温度を下げるしかないということで110℃という温度で焼くことにしました。その代わり50分かかります。180℃でも高温の時間が短ければそれだけ生成される量も少ないようですが、どのくらいなものなのかわからないので、とにかく120℃未満ということで110℃に設定しています。

一応完成はしましたが正直なところ、現在「開発中」です。ただ、こんなのもありだろうというプロトタイプはできたかなというところです。分量に限らず、当たり前ですが加熱温度や焼き時間も自分にぴったりのものをみんな自分で見つけているんでしょうね。ぼくらも何回か焼いて何とか自分たちに合ったクッキーができあがりました。

甘さ控えめ、ちょっとサクサク…というかポロポロ

ぼくらが作るものなので、甘さは控えめですがそれなりに甘いです。そしてサクサク感もそれほどということではないです。カントリーマームより少しだけサクサクしてるかなあ。うーん、あまり噛まなくても砕けていくんでポロポロかなという感じです。食感に関しては玉子の量で調節できるように思います。

そしてフレーバーとして、今回は抹茶と紅茶で試してみました。いずれもいい感じで出来上がりました。では、原材料から。

原材料

  1. シュガー(キビ糖)            60g
  2. ココナッツバター(ココナッツオイル)   80g
  3. 玉子2個(MまたはLサイズ*1)+水            130g(~160g)
  4. 抹茶粉/紅茶粉*2              12g
  5. 米粉                 240g

手順

原材料の1~4をボウルに投入して混ぜます。ココナッツバターは溶けた状態ではなく削り取ったフレーク状で、液体にならない限りできるだけ細かいのが理想かと思います。

そこへ5の玄米粉を投入して混ぜますが、ボウルの中で生地を切るように混ぜていきます。ぼくはヘラを使っています。そして粉が湿った砂のような状態になるまで混ぜます。

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混ざったら、クッキングシートに木枠を置いてそこに敷き詰めます。厚さ5mmぐらいに広げて敷きスタンパー(写真の道具を意味するぼくの造語です)で押し固めます。

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木枠を外しても生地が崩れない程度に固めます。この量であれば30cm四方ぐらいのサイズになります。写真の木枠は額縁を分解してテスト的に使ってみました。本当はこのサイズの木枠を作ればいいんですけどね。

一度に全部の角が作れないので、対角線の角を作ったら一旦はずしてもう一方の対角線の対の角を作って、また戻って…と繰り返すので、慣れないと使いにくいし面倒です。″スタンパー”にしてももうちょい小さいものもあった方がいいですね。

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このときあまりにも水分が少なかったり押し固めが弱いと次の工程でカットができずボロボロになります。水分が多かったり固めすぎると触感が得られないのでボロボロせずにカットできるギリギリになるように水や押し固めの強さを調節します。

ピザカーターやバターナイフなどでお好みのサイズや形に切れ目を入れてオーブンに入れます。

 

オーブンの準備

予熱        110℃

加熱時間       40分

オーブンの上段にセットしてドアを閉めて待ちます。

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焼き上がったら冷めるのを待ってから切り離します。冷めるとおそらくココナッツバターが固まり切り離しやすくなり、またサクサク感が増します。

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ぜひお試しを!

 

おすすめ玄米粉 

これらはすべて減農薬栽培か有機栽培で生産された玄米粉です。

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*1:何度も焼いていてわかりましたが、小さい玉子を使うと少し粉っぽさやドライな感じが残り、M-Lサイズ2つで110gから115gぐらいがちょうど生地としても繋いでくれて食感としてもしっとりします。玄米粉の種類(粗さ)によって、多くの水を必要とするものもあるのでかなり幅を持たせています。

*2:紅茶はティーパックを破ってそのままいれます。

勝山 純米吟醸 献 -KEN- 720ml 仙台伊達家御用蔵 勝山酒造

ちょっとこのブログとは主旨が離れていますが、一つ商品のご紹介をしたいと思います。その商品はお酒です。

仙台伊達家のご用達蔵勝山酒造の純米吟醸「献」です。

勝山 純米吟醸 献 -KEN- 720ml <けん>[仙台伊達家御用蔵 勝山酒造 宮城県]【お酒 日本酒 粋美甘口 純米酒】《あす楽》

ぼくはあまりお酒には強くなく、それゆえか、それほど好きということもなく、この世の中からお酒がなくなっても感情には全く何の変化も起こらないような人間です。

そんな人間がお酒を紹介するのも何なんですが、今回は以前職場でお世話になった方に今度お会いするときにお土産として何かをお渡ししたい、贈りたいと思い、購入する際に試飲をして格別においしかったという経緯で記事を書こうかなと思ったのであります。

このような、あまりお酒を飲まず、おそらく本来のお酒の良さ、おいしさをわかっていない人間が「おいしい」というお酒ということでどうなんだということもあるかと思いますが、ぼくの味覚として正直に感じたままなのでそういう前提でご理解いただきたい。ぼくは大抵日本酒はグイグイいけません。アルコールのあの強さに押し戻されてしまいます。しかしこのお酒は味がもっと強く感じられました。どうやら「甘口」のようです。酒好きではない人が飲みやすいという意味で便宜上分かりやすいからこう表現されるのかもしれませんが、単に甘さだけではないのではないでしょうか。もっと飲みたいと思ったのです。お酒好きの方には物足りなさを感じるのでしょうか。そこがわからないところですが、アルコールよりも風味が前に出てきていたのでぼくはおいしいとおもったのです。

このお酒は、先日、阪急百貨店のお酒売り場で品定めをしていたところ、その売場前にブースを構えて販売しているものだったのです。今回ぼくは純米の大吟醸を買うことは決めていました。それ以外はノープラン。というかノー知識なので、サイズも最初は一升瓶がいいと思っていたのですが、思いのほか大きかったので、720mlにしようと思い、あとは予算として4,000円未満。それくらいでした。

このお酒が目に留まった理由は、瓶がワインのようで日本酒にしては珍しそうだったからです。そしてこの酒蔵のお酒自体が売り子の方によると仙台の酒蔵で関西方面には売りに出していないので街では見かけないだろうとのこと。もちろんこの世の中通販がありますので手に入るとは思いますが、それ以外ではという意味でしょう。そして、このお酒は純米吟醸酒ということですが、精米歩合が50%ということで大吟醸酒に分類されるものとのことです。ではなぜ吟醸酒を名乗っているかというと、このカテゴリーのスペックも最近変更があったらしく、今ではカテゴリーに分類されるものですが、それ以前から製造されているものなので名称を変えることなくそのままにしているとの説明を受けました。

さらに日本最大の市販酒鑑評会であるSAKE COMPETITION2016年と2026年の純米吟醸部門で2年連続1位に選ばれたということや、International challenge 2016の金賞受賞など、様々な賞を獲得している日本酒ということ。これはやはりお酒を知っている人の評価も得ているということではないでしょうか。

そこでちょっと試飲をさせていただき、上述の通り感想を持ちまして、その場で展示販売されている中で「これだ」と思ったわけです。

自分用にも一本買ってじっくり飲みたいと思いましたが、そんな贅沢は控えましたが、こういうお酒を飲んでいるとお酒好きになっていくんでしょうか。とはいえ、自分の体とアルコールの相性もあるので何とも言えませんね。

気に入っていただけることと信じてます。


 

他にもこれらのショップでお取り扱いがありますので、是非。